心臓マッサージのときに手助けとなる手袋「QQGLOVE(キューキューグラブ)」がある。左手の甲の部分に「AEDの依頼」「119番へ通報」など手順がプリントしてあり、マッサージで上になる右手の甲には、「胸骨圧迫開始」「垂直に強く(約5センチ)」など実際の方法が図とともにプリントしてある。1セット650円と値段も手ごろだ。

考案したのは、東日本大震災を青森で経験した広告デザイナーの目代靖子さんで、救命の手順を紹介する放送番組を見て思い付いたという。色や印刷方法など30回以上も試作を繰り返し、商品化までに3年近くかかった。

専門医「落ち着いて処置できるメリット」

「モーニングショー」がアンケート調査をしたところ、「心臓マッサージができる」と答えた人は30人中3人で、「講習を受けたが、やり方を忘れてしまった」という人が少なくなかった。

江東病院救急室長の三浦邦久医師は「落ち着いて処置ができるほか、出血している場合に、直接触れずに自分を守ることができる」と手袋のメリットを説明する。

 

青森県の八戸工業大学第一高校は各教室に手袋を置き、救命活動の授業でも活用する予定だ。上野毅稔教諭は「初めて見たときは、なんてすごいものを考える方がいるのかなと思いました。いざというときに役立ちます」と話していた。

野上慎平アナ「ありそうでなかった新しい発想です」

司会の羽鳥慎一「知っていても、いざというときにパニックになってしまいますからね」