ドイツサッカー連盟は2020年に行われるユーロ2020年にて、ドイツ代表の滞在地としてヘルツォーゲンアウラハを選択したことを発表した。同代表にてパートナーを務めるアディダス社のあるこの街は、ドイツ代表がグループリーグを戦うミュンヘンのアリアンツ・アレナまで190km。さらに夜間飛行禁止もないニュルンベルクにある空港までは30分と好立地。

 さらにアディダス社で一般にも解放されている部分もある敷地は、これまで20年に渡る投資によってオリンピック村のような雰囲気があり、4000人が収容可能なサッカースタジアムの他、フィットネススタジオ、ビーチバレーボールやバスケットボール、フリークライミングなどの施設も用意されているところだ。


 その一方で、今年4月に退任したラインハルト・グリンデル独サッカー連盟会長の穴埋めは、これまで副会長のライナー・コッホ氏やラインハルト・ラウバル氏らが務めてきたが、ここ数週間のうちにも後任候補が決定する見通し。最終的な決議は今年の9月となることが、すでにコッホ氏の口から明かされている。