日付が7月1日を周り、正式にバイエルン・ミュンヘンの一員となったベンじゃマン・パヴァール。その最初のコメントにて、同選手は「バイエルンについて思うなら、僕にとってはドイツ、そしてたぶん世界でベストのクラブということかな」とコメント。「数多くのタイトルを獲得している」このクラブでのステップアップを期しており、「僕にとっては、バイエルンか無しか」の選択肢であったことも明かしている。

 無事にメディカルチェックをパスした23才のディフェンダーは、これからは元ドイツ代表マッツ・フメルスが身につけていた背番号5を着用。なおチームに合流するのは、6月中旬にフランス代表に参加していたことを考慮して、およそ2週間後からとなる。

 同じく今夏にバイエルンに加入したフランス代表DFルキャ・エルナンデスについては、同じく元ドイツ代表フィリップ・ラームが身につけていた21を着用。ただそれまでの所属先アトレチコでの試合中に内側側副じん帯を損傷しており、手術により長期離脱を余儀なくされているところが、「今は継続的にトレーニングができている状態だよ」と同選手。「開幕までには100%のところまで持っていきたいね。一歩一歩前進しているし、日々良くなっているよ」と語った。


 その一方でバイエルン・ミュンヘンは、今シーズンの全34試合のチケットが完売したことを発表。それは来月開催のドルトムントとのDFBスーパーカップ、そしてエネルギー・コットブスとのドイツ杯初戦にも及ぶものであり、今の所は今月おわりに行われるアウディ・カップ(レアル、トッテナム、フェネルバフチェが参加)のみということになる。