きょう3日(2019年7月)からあす4日にかけて、九州地方を中心に命の危険がある大雨になるおそれがある。鹿児島市内全域に避難指示が出された。

大雨警戒レベルの最高5になると、「数十年に1度の重大な災害が起きる恐れがある」として大雨特別警報が発令される。気象庁はきのう2日、「大雨特別警報が出る可能性もある」として緊急会見を開き、黒良龍太主任予報官は「昨年7月(2018年)の西日本豪雨は4日間降り続いたが、今回は10日間近くになる。西日本豪雨より総降水量が多くなる可能性があり、大規模な土砂災害の恐れがあります」「特別警報を待つのではなく、早めの避難をしてほしい」と注意を呼びかけた。

気象予報士の饒村曜は「大雨特別警報が出てからでは手遅れです。出る前に、避難行動がすべて終わっているのが理想です」と話す。防災システム研究所の山村武彦所長も注意を促す。

「これだけ長雨が続くと、警報慣れになってしまいがちです。大雨特別警報が出た時には、すでに災害が発生していることも多いので、レベル3の時に避難を開始することが大事です」

高齢者に避難遅れ「車の免許返納して移動できない」

現地から中継したリポーターによると、まだ具体的な避難の動きはないようだ。鹿児島県霧島市から中継した草薙和輝アナウンサーは「山沿いの地域を取材したのですが、避難所まで歩いて20、30分かかる中で、高齢で免許を返納してしまったため、車がなく避難所まで移動できないという方もいました」と伝えた。

浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「避難したくてもできない人がいると思うので、取り残された人がいないように近所で声をかけあってほしいですね」