熱愛報道にもかかわらず、いつになくネット上は静かだ(写真はジャニーズ事務所看板)

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「女性自身」(2019年7月16日号)が、KAT-TUN中丸雄一さん(35)について「秘愛6カ月」などの見出しで報じている。

記事では、中丸さんが住むマンションに女優の木村文乃さん(31)に似の女性が入っていく様子などを描写。まごうことなき「ジャニーズタレントの熱愛報道」だ。このため、中丸さんのファンはさぞかし荒れているだろうと思ってネット上を見てみると......意外や意外、実に穏やかなのである。

にもかかわらず、実に穏やかなネット上

あるツイッターアカウントは、「中丸くん熱愛かあ。まぁいい歳だし幸せになって欲しいよね。って何様感」と余裕のツイート。また、別の複数のアカウントはそれぞれ、「中丸熱愛報道ウケた」「中丸ってもう35歳なのにまだ普通にスキャンダルにショックな人多いんだな」と、これまた「中立的な」ツイート。さらには、「やっぱり私は中丸くんが大好きです!」と、女性の存在に動揺せず、今まで通りの支持を続けることを明かすツイートもあるほどだ。さらに、今回は、

「中丸熱愛!?まじ赤飯炊かないと!てか、初の熱愛報道じゃないけど(笑)」
「中丸くん熱愛報道出てた(笑)めでたいじゃないか(中略)今日はもう食べないから明日、赤飯のおにぎり食べよー」

と、「赤飯」で中丸さんの熱愛報道を祝おうとするツイートも続々と上がっていることが分かる。

通常の「ジャニーズタレントの熱愛報道」に比べ、何とも平和な今回の中丸さんの一件。前述の「赤飯」をめぐってはほかにも、「中丸くんのはリアルなのかい? 赤飯案件なのかい?」「赤飯案件?喜ばれるジャニーズってなかなかいないよね」と、「赤飯案件」という言葉が多数飛び出しているほどだ。

「変な女じゃなければなんか全然許せるな」

これら、今回の中丸さんについて上がっている「赤飯」という単語だが、それに併せて上がっているのが、中丸さんの自宅を頻繁に訪問している女性について、「中丸くんの熱愛は変な女じゃなければいいです」「変な女じゃなければなんか全然許せるな」といった、中丸さんに対して、どこか「保護者」を連想させる目線のツイートだ。事実、今回の報道については、

「中丸くんの熱愛に『赤飯炊く』とか『変な女じゃなきゃ』って言うhyphen(※注:KAT-TUNファン)はもはや母親目線」
「そっと静かにしといてあげて...と思ってしまうのは、何かなかまるくんのこっち系(※注:熱愛報道)に関しては妙な女は選ばないだろうという根拠のない自信から。何?もうこれ、母親目線!?(笑)」

といった、中丸さんを「母親目線」で見てしまったとするツイートすら上がっているのだ。「母親」に「赤飯」......もしかしたら、中丸さんはファンにとって「母親として赤飯で熱愛を祝ってやりたい存在=息子」として認識されているのではないだろうか。だとすれば、通常なら荒れるはずのネット上が妙に静かなのも納得がいく。

愛すべき「息子」が熱愛をしているという状況に微笑んでしまった「母親たち」は、案外多いのかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)