これまでにも既に移籍については伝えられていたのだが、月曜日に正式にマテオ・モリーのボルシア・ドルトムント加入が発表された。19才の右サイドバックは、FCバルセロナからの移籍について「決して簡単な決断などではなかった」ことを強調。「でも時間をかけて考えた末に下した決断だ」と言葉を続けた。

 「クラブ関係者の全ての人たちに感謝の気持ちを伝えたい。そのおかげで僕は、4年間にわたり素晴らしい時間を過ごす事ができた。このチームの一員であれたことは自分の力になったし、サッカー選手として、そして何より人間として成長することができたと思う。これからも心の中に刻まれ続けていくよ」

 なお今回の獲得に際してボルシア・ドルトムントでは移籍金は発生せず、スペインU18代表は来季まで契約を残すベテランのピシュチェク、そしてレンタル期間が来季までのハキミという布陣の右サイドバックにおいて今後を見据えての補強。

 2017年にスペイン代表としてU19欧州選手権優勝を果たした同選手は、昨季は数々の負傷に苦しめられた結果プレーすることはかなわず、ただその後は順調な回復をみせて既に完調を果たしているところ。水曜日からの新シーズンに向けた再始動日から姿をみせる予定だ。