6月30日(2019年)、トランプ米大統領のツイッターでの呼びかけをきっかけに急きょ実現した3度目の米朝首脳会談。現職の米国大統領として初めて境界線をまたぎ、北朝鮮側に入ったトランプ大統領はご満悦。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長も終始笑顔で、再会の喜びを伝えた。

民主党テレビ討論会から自分に注目させたトランプ氏

大統領選挙向けの実のない単なるパフォーマンスとも言われるなか、番組ゲストで、トランプウォッチャーとして知られる明治大学の海野素央教授は、「アメリカ国内ではこの2日間、民主党のテレビ討論会が行われていて、国民の関心もG20より民主党に向かっていた。それを何とか取り戻さなくてはならない、映像を自分が支配していたいというトランプ大統領の『本能』と『直感』が働いた」と分析。歴史的な場所、非武装地帯で北朝鮮との友好を示すことで、その思惑は成功したと指摘した。

その後も海野教授はたびたび、大きな声で「トランプ大統領の『本能』と『直感』とツイッターの融合が金委員長の心をとらえた。第1回会談のシンガポールより、金委員長には笑みがある」と強調。

「トランプ大統領が金委員長の心をとらえたことで、これから拉致問題では、ますます安倍総理はトランプ大統領に依存していく。裏を返すと日本は貿易交渉でもっと弱くなる、ということですね」とまくしたてる海野教授に、ワイプで抜かれた司会の小倉智昭氏が苦笑する場面も。

ネットなどでも「暑苦しい」「同じコメントを繰り返しすぎ」とやや炎上ぎみの海野教授。トランプ以上に目が離せない?

文・うさまる