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ただ部屋を照らすだけでは飽き足らない、ハッとするようなライトを探しているなら、電球が宙に浮く「FLYTE Royal」はどうだろうか。

電球が木製のベースの上を浮遊し、7つのLEDの星形フィラメントが回転しながら、部屋を照らす。慌ただしく過ごした1日に終わりに空中をゆらゆらと漂う電球を眺めていると、心が無になっていくような感覚をおぼえることだろう。

このマジックのように電球が宙に浮く秘密は、木製のベースに仕込まれた電磁石にある。通電すると強力な磁力が生じてLED電球側の磁石と反応し、電球が空中を浮遊・回転しながら発光する仕掛けだ。

この遊び心のあるプロダクトは、スウェーデンをベースに活動するクリエイター、エンジニア、デザイナー、アーティストからなるチームによって開発され、クラウドファンディングで瞬く間に多くのサポーターを集めたことで話題にもなった。

コンセプトの秀逸さもさることながら、ご覧の通り余計なコードやバッテリーがないミニマルさに加え、電球のゴールドキャップやアルミリングといった細部のデザインまで抜かりはない。

そして、電球には約50,000時間(つまり1日12時間しても約11年間)点灯が持続するというエネルギー効率の高いLEDを採用するなど、いかにも北欧らしい洗練されたプロダクトだ。

さて、肝心の点灯させ方はというと、いたってシンプル。まず、電球をベースの中心に合わせてゆっくりと下ろし、ふわっと浮力を感じたところでそっと電球から手を離せば、浮遊・回転が始まる。そして、ベースのタッチセンサーにそっと触れればLEDが点灯する。

コツを掴むまでは、強力な磁力に引っ張られてなかなか宙に浮かすことができないが、1回で浮かせられるようになったときの達成感はひとしおのはずだ。
 
シリーズ:FETISH IN MIRROR WORLD

(1)“耳触り”のいいデザインコンシャスなヘッドフォン(2)遊び心と美しさを兼ね備えた、空中を浮遊する電球