藤倉「嘘の通報って罪にならないんですか?」

警察官「ははは!」
警察官「菅原一秀さんに今日、取材ということでいらしたわけですよね?」

藤倉「はい。厳密に言うと事務所に取材の申し入れの連絡をしたら折り返し連絡をくれるということだったのですが、それっきり返事が無く」

警察官「来なかったんだ?」

藤倉「電話をかけても出てくれないので」

警察官「で、いらっしゃったと?」

藤倉「はい、来ました」

鈴木「直接伺ったら、いらしたのに電話を取っていただいてなくてですね」

警察官「あ、そうなんですね」

鈴木「で、どういうことなんですかと」

警察官「お互いの行き違いですね、了解です」

藤倉「出ていけと言われたら出ていきますけれどもそれはお巡りさんから言われることではなくて、事務所の方が言われるのであれば出ていきますけど、事務所の方からは出て行けという意思表示は一切ないので」

警察官「了解です」

藤倉「待ってくださいとしか言われてないので待ってます」

警察官「了解です」

 このやり取りから判るように菅原議員サイドが行ったのは明らかな警察への虚偽通報だ。女性スタッフに確認すると、自身では110番通報をしておらず、実際に警察へ通報したのは連絡を受けた菅原議員の秘書だという。

◆菅原議員の秘書は事務所前を素通り

「菅原議員を含む菅原事務所の総意」として事務所の女性スタッフから初めて退去を促され、菅原事務所をあとにした。すると事務所前を素通りする菅原の国会事務所の秘書を発見。電話で状況を報告し何やら指示を受けている。電話の相手は菅原議員本人であろうか。声をかけたが無視されてしまった。

 これまで筆者は菅原議員が統一教会の2世組織の集会に参加したことや選挙運動員として同教団の信者を登用した疑惑を追い、本人にも何度か直当て取材を行っている。秘書たちも筆者の人となりを知っている。明らかに取材を妨害するために警察に通報したということだ。<参照:統一教会イベントで2世信者を激励した議員に「信者運動員使用」疑惑浮上。本人を直撃<政界宗教汚染〜安倍政権と問題教団の歪な共存関係・第9回>

 菅原事務所の前には警察官6人(制服4人私服2人)と警察車両2台が集結。虚偽の通報によって警察の業務をも妨害したことになる。急病でもないのに救急車を呼ぶようなものであり、道義的にも問題ある行為だ。

菅原一秀議員練馬事務所内取材動画『菅原一秀衆院議員の事務所がジャーナリストを警察に虚偽通報』

 果たして一連の「報道妨害」「虚偽通報」に現職の国会議員の関与はあったのか。もし菅原議員がこの「報道妨害」や「虚偽通報」に関わっていたとすると、国会議員が自身にとって都合の悪い情報を発信したTwitterアカウントを虚偽の通報によってロックさせただけでなく、虚偽の通報によって警察まで出動させたことになる。

◆カレンダー配布を取りやめチラシに変更

 菅原陣営の変化を確認したのは6月5日。毎朝行っていると標榜する駅頭演説でカード型カレンダーの配布を取りやめ、A5サイズのチラシに変更していたことが菅原議員のSNS映像から判明した。秘書によると新チラシにカレンダーは印刷されていないという。

◆ストーカー規制法報道で意味深なツイートを繰り返す

 筆者が件のツイートを投稿した5月25日、菅原議員は昨年ツイッター上で同議員を脅迫した男が逮捕されたニュースを引用しこんなツイートをしている。

“SNSでこのように発信して逮捕される時代。次は、、。”(菅原議員のTwitterより)

 そして今回の練馬事務所虚偽通報事件の翌朝、菅原議員はこうツイートした。

“ストーカー規制法。禁止命令違反は懲役2年以下もしくは200万円の罰金。全国のつきまといに遭っている被害者や自由妨害等に遭っている方々を救う対策を強化すべく国会でも動きが始まりました。もうすぐ、、。”(菅原議員のTwitterより)