通報者のアカウントへTwitter社が送信したものが、通報されたアカウントにも通知されたということなのか。

 この通知により、Twitter社への通報理由が「不適切または攻撃的な内容を含んでいる」「個人情報を含んでいる」であり、併せて筆者のアカウント自体への通報もなされていたことが判明した。

◆国会議員による「報道妨害」か

 これは明らかに公選法違反の証拠となりかねないカード型カレンダーの画像をネット上から消し去ろうとするものであり、もし仮に菅原議員本人または同議員が秘書に指示してTwitter社へ虚偽通報をしたとすると現職国会議員による報道妨害案件となる。

 事実確認のため翌17日、菅原議員の地元・練馬事務所に携帯端末から電話をかけ、Twitter社への通報の関与の有無を問い合わせた。応答した女性スタッフは「会議中なので折り返し電話します」と返答、しかし一向に連絡が来ることはなかった。以降、翌日にかけて何度電話しても応答がない。試しにそれまでかけていた筆者の携帯電話とは別の端末から電話をかけたところ、即「菅原一秀事務所でございます」と応答があった。一旦切り、直後に携帯電話からかけたがやはり出ない。事務所内にスタッフが常駐しているにもかかわらず居留守を使っていたのだ。

◆直当て取材に虚偽の110番通報

 そこで19日、やや日刊カルト新聞総裁でジャーナリストの藤倉善郎氏とともに直接、菅原議員の事務所を訪ねた。

 事務所前から電話をかけたが応答はない。しかし、事務所内には人の気配がある。やはり居留守を使っていた。事務所入口のガラスドアを開け取材主旨を告げると「一応秘書」と自称する女性スタッフは、居留守を使ったことについて「上からそのようなあれがありますので」と弁明。そして「おかけになって」と事務所内の応接コーナーで待つよう告げた。電話で菅原の国会事務所に連絡する女性スタッフ。「議員会館の方に連絡を取りまして、少々お待ち下さいということで、今、連絡、待ってます」との説明があった。

 ところが、ほどなくして現れたのは警察官だった。「今、警察の方がお見えになりました」と電話で“上に”報告する女性スタッフ。

 一体何が起こったのか。以下は菅原事務所内での警察官との会話だ。

警察官「こんにちは。110番入ったんだけど」

鈴木「110番?どういうことですか?」

警察官「なんかカメラマンの人たちが入ってきたということで」

鈴木「は?」

警察官「喧嘩だ!ということで入ってきたということで」

藤倉「喧嘩なんてしてませんよ。どうぞとこちらに通されて」

警察官「待っていてと言われたの?」

鈴木「はい、出ていけと言われたのに居座っているわけではなくて」

警察官「ちょっとカメラを止めてもらっていいですか」

藤倉「僕らは取材で来ているので、取材に来たら警察を呼ぶという取材対応を国会議員の事務所でされたという記録は取りますよ」

警察官「勝手に入ってきちゃったよということで」

藤倉「入口までは開けて入ってきましたけど、そのあとこちらでお待ちくださいと言われてここで待ってる」

鈴木「110番はここからですか?国会事務所じゃなくて?」

藤倉「上の人に連絡するって言うから待っていたらお巡りさんが来たという」

警察官「はははははははは!」「プレスの人からしたら心外かもしれないですけど、我々としては『事務所に入ってきた』となると」

鈴木「押し込みで喧嘩してると?」

警察官「そうそうそうそう」

藤倉「虚偽通報ですよ。もしそんなこと言っているんだったら。喧嘩もしてないし、暴れてもいないし」

鈴木「どういう通報内容だったんですか?」

警察官「何もなければそれでいいんだけど」