ポルトガルの新星MFジョアン・フェリックス

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 “ネクスト・(クリスティアーノ・)ロナウド”として活躍が期待されるポルトガル代表}MFジョアン・フェリックスの争奪戦が決着を迎えようとしている。アトレティコ・マドリーはJ・フェリックスとの交渉をクリアしたあと、所属クラブベンフィカとのクラブ間交渉も合意に達し、金曜(28日)までに公式発表を行うようだ。スペイン『アス』が伝えている。

 ベンフィカの下部組織で育ったJ・フェリックスは16歳でプロ契約を結び、2018年8月にトップチームデビュー。2018-19シーズンは公式戦43試合で20得点11アシストを記録した。ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝第1戦フランクフルト戦でEL史上最年少でハットトリックを達成するなどブレイクを果たし、レアル・マドリーやユベントス、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、バルセロナ、アトレティコ・マドリーと錚々たるビッグクラブが関心を示していた。

 加入発表は間近に迫っている。アトレティコはベンフィカに契約解除金の満額となる1億2000万ドル(約150億円)を支払う見通し。記事によると、クラブ史上最高額の契約解除金になるようだ。J・フェリックスは完全移籍となり、すでにサイン済み。7月4日に合流し、トレーニングを開始する見通しとなっている。