「お尻の半分だけ…」同性選手に“セクハラ疑惑”の韓国代表選手、苦しい釈明

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同性選手に対する“セクハラ疑惑”が浮上したショートトラック韓国代表イム・ヒョジュン側が釈明に乗り出したが、ネット上の反応は冷ややかだ。

イム・ヒョジュンの所属事務所ブリオンカンパニー側は6月25日、疑惑について「練習のための移動中に起きたことで、選手たちは休憩している状況だった」とし、「親近感から始まったいたずらの途中、壁に登る後輩を降ろそうとして、ズボンが下がってお尻の半分が露出した」と説明した。

続いて「ズボンが脱げてお尻の半分が露出されたが、性器が露出されたわけではない。時間もトレーニング中ではなく、休憩時間に行われたことだ」と付け加えた。

また「イム・ヒョジュンは、長い期間をともにした同僚の心に傷を与えた点について誤りを認めており、心から謝罪することを望み、深く反省している。イム・ヒョジュンは継続してメッセージや有線で謝罪しようと試みたが、相互間のコミュニケーションに難しい点がある」と説明した。

イム・ヒョジュン側の釈明に対して、ネット上の反応は冷ややかだ。

一部のネットユーザーは「尻を半分も露出させられて何もないわけがない」「セクハラではなく虐待に近い」「性的羞恥心を感じるに十分だ」と、イム・ヒョジュン側の説明について非難の声を上げた。

韓国氷上競技連盟の管理委員会によると、ショートトラック韓国代表チームの男女選手たちは去る6月17日、選手村でロッククライミングのトレーニングを行った。その際、イム・ヒョジュンは壁に登った同僚選手のズボンを下し、その場面は男女すべての選手が目撃したという。

被害者はイム・ヒョジュンの和解要求を拒否し、この事実をコーチングスタッフに知らせた。以降、選手村内の人権相談所で相談を受けており、睡眠薬を服用して寝るほど不安定な心理状態が続いた。

イム・ヒョジュン

セクハラ疑惑が浮上すると、大韓体育会と選手村側は6月24日午後、代表チームの選手16人(男子8人、女子8人)とコーチ陣に1カ月間、選手村を利用させない懲戒を下した。6月25日午前、選手やコーチ陣はすべて選手村から出た。

「加害者だけに懲戒を下すべきではないか」という声に対しては、今回の事件を単に2人だけの問題ととらえるのではなく、代表チーム全体の規律が弛緩したことによって起きたと判断して下した決定であると伝えた。

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懲戒によってショートトラック韓国代表チームは、7月24日まで選手村を利用できない。韓国氷上競技連盟側は来週中にもイム・ヒョジュンに対する懲戒を決める方針だ。