《オリンピック当たってたー!》タレントの指原莉乃(26)がSNS上でこうつぶけば、市川海老蔵(41)もブログで《2枚当たってました。嬉しい》と喜びを綴る。

 6月20日、東京五輪観戦チケット申し込みの抽選結果が発表された。公式サイトにアクセスが集中し、「結果の確認まで最高で3時間待ち」という大混雑ぶりだった。

 チケット申し込みのためのID登録者は750万人超。当然、はずれた人のほうが圧倒的に多かったのは言うまでもない。

 そんななか、ネット上では冒頭のような有名人たちの当選報告が相次いだ。本誌は、運よくプラチナチケットを獲得した有名人たちを大捜査。当選結果を表にしてみた。

 まずは、取材に答えてくれた有名人の声をお届けしよう。

●太田光代&太田光夫妻
「開会式、閉会式、陸上、馬術など計30枚で180万円ぶんを申し込みました。いちばん観たかったやり投げ、ハンマー投げなどの陸上競技が当たったので感激しています。まだ一年あるので、仕事のスケジュールを調整して、(夫の)太田と一緒に観戦します」

●アグネス・チャン
「一生に一度の東京五輪を家族で揃って観られるとは、感謝感激、夢のようです。特に重量挙げは、一家揃ってファンなので楽しみです」

●マキシマム ザ ホルモン・ナヲ
「開会式、閉会式のほか、体操、レスリングなど12競技で約154万円ぶん申し込みました。当選は4枚で8万円。もちろん、観に行かせていただきます!」

●サイプレス上野
「(サッカーに当選して)最初は『うわ、行けない!』と思ったのですが、見ていたカレンダーが今年のカレンダーだったので、来年はぶっかませます!」

●津田麻莉奈 「馬術と野球で13万6000円ぶん申し込みました。かなりの競争率だったようなので、ひとつだけでも当選して、たいへん嬉しいです。当選したからには、馬術の素晴らしさを自分の言葉で広く伝えられたらいいなと思います」

●しみけん
「70万円ぶん申し込みました。開会式、閉会式と陸上男子、ウエイトリフティング女子、クライミング、カヌーなど7競技です。オリンピックをきっかけに、初めて観るスポーツを中心に応募しまして、水泳などが当たりました」

 一般の落選者からは、「芸能人枠」があるのではないかという不満の声も上がっているが、大会に関わる大手広告代理店関係者は否定する。

「チケット抽選については公平です。その証拠に、私も全部はずれてしまいました」

 発券される公式チケットの総枚数は約780万枚だが、今回ですべてのチケットが販売されたわけではない。

 まず、2019年の秋以降に先着順の販売がある。さらに2020年春からは、不要チケットのリセールや、都内にチケット販売所も設置される予定だ。

 今後もチケットを手に入れるチャンスはあるが、競争率が高いのも確か。最後に元JOC参事でスポーツコンサルタントの春日良一氏が、裏技を紹介する。

「スポンサー企業のチケットがもらえるキャンペーンに応募するのが、ひとつの手です。また、海外販売ぶんを外国の友人に購入してもらい、そのチケットをリセールしてもらうという方法もあります」

 我々庶民も、諦めるのは、まだ早い。次のページでは、東京五輪の観戦チケットに当選した有名人と、その結果をまとめて公開する。