あいさつする李洛淵首相=25日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争開戦から69年となった25日、ソウルで記念式典が開かれ、李洛淵(イ・ナクヨン)首相はあいさつで「われわれは戦争を記憶し、平和を定着させなければならない」と述べ、「平和は知恵と勇気と忍耐で作り、守るものだ」と強調した。

 

 李首相は「その道(平和の道)は保守と進歩(革新)が別々に歩むことはできない」とし、「政府は全国民と共にその道を揺るぎなく進む」と語った。

 また、先ごろ北朝鮮・平壌で行われた中朝首脳会談や大阪で28〜29日に開催される主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせた韓中・韓ロ・米中首脳会談、30日に予定される韓米首脳会談などを挙げ、「相次いで開かれる首脳会談が非核化と平和定着に画期的な進展をもたらすことを期待する」と述べた。

 朝鮮戦争に関しては「朝鮮半島は血で染まり、国土は焦土と化した。南北の軍人と民間人、国連軍や中国軍など数百万人が犠牲になった」と説明し、1953年7月の停戦は戦争の終わりではなく冷戦の始まりだったと指摘。「大韓民国は経済と政治の発展に成功したが、平和の定着には成功できなかった」とし、「われわれは経済と政治をさらに発展させながら、平和を定着させなければならない」と強調した。

 李首相は「長い間、朝鮮半島は北東アジアの火薬庫だったが、今後は朝鮮半島が平和の発信地として世界に寄与しなければならない」とし、「そのような朝鮮半島を作るよう南北と関連国が協力することを願う」と述べた。