2007年以来、kickerポジション別ランキングウィング編においては、常にフランク・リベリや、アリエン・ロッベンの名前が見受けられてきた。しかし2019年となった後半戦のこのランキングでは、バイエルン・ミュンヘンのウィングとしてセルゲ・ニャブリ、さらにはキングスレイ・コマンといった、共に23才の若手選手が首位、そして3位にランクイン。その間に入ったのも、ボルシア・ドルトムントの19才、ジェイドン・サンチョとなっている。

ワールドクラス

該当者なし

インターナショナルクラス

1位【セルゲ・ニャブリ(23:ドイツ)】バイエルン・ミュンヘン(前回4位)

2位【ジェイドン・サンチョ(19:イングランド)】ボルシア・ドルトムント(前回2位)

3位【キングスレイ・コマン(23:フランス)】バイエルン・ミュンヘン(前回圏外)

そのほか

4位【ベニート・ラマン(24:ベルギー)】デュッセルドルフ(前回圏外)

5位【ヴィンセンツォ・グリフォ(26:イタリア)】SCフライブルク(前回圏外)

6位【ラファエル・ゲレイロ(25:ポルトガル)】ボルシア・ドルトムント(前回圏外)

次点:【レオン・ベイリー(21:ジャマイカ)】レヴァークーゼン、【サロモン・カルー(33:コートジボワール)】ヘルタ、【ドディ・ルケバキオ(21:ベルギー)】デュッセルドルフ、【マルコ・リヒター(21:ドイツ)】アウグスブルク


※kickerポジション別ランキングとは
ドイツナンバー1のサッカー専門誌kickerによるポジション別ランキングは、実はブンデスリーガの歴史よりも長く、1956年からスタートしたものである。kickerの編集部によって選出されるこのランキングは、その時から4つのカテゴリーに分けられており、そのうち「その他」のカテゴリーは代表候補、「次点」は代表監督のリストには入るであろうという見方で選出。以前から選手のもつポテンシャルで判断するのではなく、その期間に行われた全ての大会で見せたパフォーマンスで評価することが重要視されてきた。