アトレティコ、エルモソ獲得に向け4000万ユーロの契約解除金支払いへ!

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アトレティコ・マドリーがエスパニョールのスペイン代表DFマリオ・エルモソ(24)獲得に向けて4000万ユーロ(約49億円)の契約解除金を支払う見込みだ。スペイン『カデナ・コーペ』が伝えている。

今シーズン限りでウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン、フランス代表DFリュカ・エルナンデスの2選手が退団したアトレティコでは、その2選手に代わるセンターバックの確保が急務となっている。

すでにポルトからゴディンの後釜としてブラジル代表DFフェリペ(30)を獲得している中、現在はリュカの後釜としてエルモソの獲得に動いていることが報じられていた。

当初、アトレティコは前述の契約解除金を下回る金額での獲得を目指していたが、来季に向けてできるだけ早くスカッドを完成したいクラブは契約解除金を支払う決断を下したようだ。

なお、エルモソに関しては古巣レアル・マドリーが1500万ユーロ(約18億3000万円)の買戻し条項と、保有権の50パーセントを保持していると見られているが、現時点で同選手を買い戻すプランはないようだ。

レアル・マドリーの下部組織出身のエリートDFは、昨季加入したエスパニョールで出場機会を得ると、今季に入って完全にブレイク。184cmとサイズには恵まれていないが、守備センスの高さと左サイドバックでもプレー可能なアジリティを武器に総合力の高い守備を披露。

また、高精度の左足を生かしたビルドアップ能力、フィードが評価されて昨年11月にスペイン代表デビューを飾ると、ここまで3試合に出場している。