湿気が多い梅雨どきは、カビやダニ、悪臭などが発生しがち。そこで、家事代行サービス「タスカジ」のカリスマ家政婦サニー春さんに、寝具、カーテン、カーペットなどのジメジメ対策について教えてもらいました。

意外なほどに湿気が多い寝室。ベッドの置き場所にも工夫を



<ベッド>風通しをよくしてカビの繁殖を防ぐ

加湿器や就寝中にかく汗の影響などで、意外なほど湿気が多いのが寝室です。
「とくに大きなベッドは置き場所も工夫して、湿気対策を万全にしておきましょう」

1:ベッドは壁から5cm以上離して、風通しよく

ベッドは壁から5cm以上離す!「ベッドを壁にくっつけていると湿気がたまりやすいので、壁や布団がカビやすくなります」。
壁から5cm以上離して、間に風が通るようにしましょう。

2:毎朝かけ布団をたたんで敷き布団のジメジメ放出


就寝中にかく汗は、かけ布団ではなく、敷き布団やマットレスにたまります。
「起床後は布団をそのままにせず、かけ布団をたたんで敷き布団に風が当たるようにして、湿気を飛ばすことが大切です」

3:敷き布団の裏側に週1回は風を当てる

重力の法則で、敷き布団も体側より裏側に湿気がたまります。そのままにしておくとダニやカビ発生の原因になるので、週に1回は裏側に風を当て、ジメジメを解消しましょう。


重いマットレスや布団は、下にプラスチック製のカゴや丸めたバスタオルをはさんで風を通すとよいでしょう。


「動かせるサイズなら壁に立てかけるのがベスト」
立てかけられないなら、ベッドから少しズラして空気を通すだけでも有効です。

<カーテン>洗ってきっちり干せばすっきり

1:洗濯用ネットに入れおしゃれ着洗いで洗濯


洗濯ネットに合わせてカーテンをたたみ、汚れのひどいところが外側になるようにじゃばらに折って入れます。


洗濯機でおしゃれ着用洗剤を使い、ドライコースで洗ってください。

2:洗い終わったらすぐつり干しする


脱水終了後は、縦にピッとのばして形を整えてから、カーテンレールにかけてそのままつり干しで乾かせばOK。
「風を当てると早く乾きますよ」

<カーペット>きれいに洗って湿気を飛ばす

1:洗剤を含ませた古タオルで汚れをたたきぶきする


飲み物や食べこぼしなどは、カビやダニの栄養になります。
「手洗い濃度の洗濯用洗剤を古タオルにつけ、汚れ部分をたたきぶき。そのあと、水ぶきし、からぶきして仕上げます」

2:イスを利用して表と裏に風を通す


湿気は低いところにたまるので、裏側にも風を当てて湿気を飛ばすことが大切。
「イスを2つ並べた上にのせ、扇風機で表と裏に風を当てれば簡単です」

3:新聞紙をはさむとジメジメ防止に


湿気を飛ばしたあとは、先に新聞紙を床に敷き、その上にカーペットを敷いてください。
「新聞紙がジメジメを吸ってくれて、カーペットは湿気知らずに」

<部屋の見落とし部分>注意して掃除機をかけたい場所

●ホコリや食べこぼしをためない

カビやダニにとって、ホコリや食べこぼしはもってこいの栄養源になるので、ため込むのは禁物! 梅雨どきこそ、いつも以上にまめに取り除くことを心がけましょう。

●四すみや巾木の上もしっかりと


部屋の四すみや巾木の上には、意外にホコリがたまっています。床掃除はすみまでしっかりと。巾木の上はハンディモップを使ってホコリを一掃!

●綿ボコリや食べこぼしがたまっているのがソファの下


掃除をサボりがちなソファの下。綿ボコリや食べこぼしがたまっています。面倒だから…と省略せずに、梅雨どきこそ毎日しっかり掃除をしましょう。

<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【サニー春さん】

タスカジ
所属の人気ハウスキーパー。35年の主婦歴を生かし、時短&手軽でもツボを押さえた家事提案が人気。とくに身近なものを使った掃除アイデアには定評がある