「いだてん」第一部が完結!
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 23日放送の大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(NHK総合・日曜20時〜ほか)第一部完結編の第24回で描かれた「復興運動会」(関東大震災で打ちひしがれた人々を勇気づけるための催し)に、視聴者から感動の声が上がっている。(以下、第24回のネタバレあり)

 第24回「種まく人」では、第一部の主人公・金栗四三(中村勘九郎)の物語がクライマックスを迎えた。金栗は、関東大震災で壊滅状態となった東京で、震災で憔悴しきった人々をスポーツの力で元気づけようと、「復興運動会」の実施を提案。嘉納治五郎(役所広司)が避難所として提供していた神宮外苑競技場を会場に、被災者を集めて運動会が開催された。

 子供たちによる徒競走をはじめ、親子リレーや綱引きなど様々な種目が展開された復興運動会。金栗を筆頭に、妻のスヤ(綾瀬はるか)や教え子の村田富江(黒島結菜)などが競技に参加したほか、亡くなった大森兵蔵(竹野内豊)の妻・安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)、抜群の身体能力を持つ女学生・人見絹枝(菅原小春)、金栗と共にオリンピックを戦った盟友・三島弥彦(生田斗真)らも駆けつけ、会場を盛り上げた。

 第一部のキャストが勢揃いした「復興運動会」に、SNS上では「復興運動会で涙止まらなかった」「復興運動会のオールスターキャストに感動した」といった声が寄せられている。また、震災で行方不明となったシマ(杉咲花)を捜す夫・増野(柄本佑)が、観衆に紛れる彼女の姿を見かけるという演出に、「シマちゃん、切なすぎる……」「生きていてほしい!」「増野の胸中を思うと泣けてきた」などの悲しみの声も上がっている。

 30日放送の第25回「時代は変る」から、いよいよ第二部がスタート。“日本にオリンピックを呼んだ男”田畑政治(たばた・まさじ/阿部サダヲ)を主人公とする新たな物語が展開される。(編集部・倉本拓弥)