先週最終回だったのに、続きがあったってどういうことか。視聴率がアップするという計算はわかるけど、最終回で感動した視聴者にしてみれば、だまし討ちじゃないか。

それはともかく、「あなたが手出しできないくらい優秀な放射線科医になって見せます。だから、必ず戻ってきてください」「約束します。では、またお会いしましょう」

甘春総合病院の放射線科医・甘春杏(本田翼)と別れて、五十嵐唯織(窪田正孝)はアメリカに向かう飛行機の中にいた。突然、シートベルト着用サインが出て、飛行機は乱気流に巻き込まれる。機内が大混乱に陥る中、中年男性が腹痛を訴えて苦しみ出した。

客室乗務員が医療関係者を探すと、東和医科大学の内科医・黒川守(中島歩)が名乗りを上げた。しかし、患者は発作を起こしていて、黒川の質問に答えることができない。患者の体に発赤があることに気づいた五十嵐はある病気に思い当たり、突然、床をはいずり回り始める。

アメリカに向かう飛行機と甘春病院で2人は同じような行動

そのころ、甘春総合病院に将来を期待される高校球児が右ひじの痛みを訴えてやってきた。放射線科技師長・小野寺俊夫(遠藤憲一)らがレントゲン検査をしたが、原因が見つからない。ラジエーションハウスにも「俺たちにはどうすることもできない」「こんなとき五十嵐なら、どうするでしょうね?」と無力感が漂う。

杏は「本当の原因がまったく別の個所にあったケースもある」と、頭部CT検査をオーダーする。右ひじ痛なのになぜ頭部を検査するのか。検査を徹底していた五十嵐を思い出して、見習ったのだ。杏は検査画像から病巣を発見する。飛行機の中で座席の間をはいずり回っていた五十嵐もある物を見つけた。二人はどこかでまだつながっていたのだ。

黒川は五十嵐の技量の高さに舌を巻く。気持ちはまだつながっている五十嵐と杏の恋はどこへ行くのか。(6月24日よる9時放送)

寒山