【思考をキレイにする旅の仕方(171)】時間感覚を探ると時間への意識が変わることがあります

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急遽、旅先から現在、住んでいる岐阜まで戻ることになりました。
その時、滞在していたのは宮城県は浦戸諸島の桂島。
とりあえず島を出るのは船として、
陸地についてからの行き方は飛行機、新幹線、高速バスなどいろいろ。

急用なので高速バスははずれます。
仙台空港から名古屋空港を考えたのですが、朝の便は間に合いそうにありません。
消去法で新幹線に。

滞在先のペンションのオーナーに桂島の港まで車で送っていただき、
本塩釜マリンゲートまで定期船、本塩釜駅まで徒歩、
仙台駅まで仙石線、東京駅まで東北新幹線、
岐阜羽島駅まで東海道新幹線、自宅までタクシー、
ちょうど6時間。

近いような遠いような……というのが正直な気持ち。
東南アジアまでの飛行時間と考えると遠く感じるけど、
名古屋から東京まで高速バスでかかる時間だと思えば近く感じます。
睡眠時間と考えると遠く感じますが、
映画「ゴッドファーザー」2本分と思えば近く感じます。

乗り物に乗るのが好きなので、普段は近いなぁとしか思わないのですが、
急用だと「遠いなぁ」とも感じます。

置かれた状況というのも大きな要素なのでしょうが、
こういった時に自分の時間感覚を確かめ、
それが日々の時間に対する意識を見直すきっかけになることがあるんですよね。<text:イシコ http://sekaisanpo.jp/>