エクアドル戦に向けて調整するMF久保建英

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 相手からもチームメイトからも大いに刺激を受けていた。20日のウルグアイ戦(△2-2)から一夜明けた現地時間21日(日本時間22日)、日本代表MF久保建英(FC東京→レアル・マドリー)が取材に応じ、後半36分からピッチに立って2-2の引き分けに貢献したウルグアイ戦を振り返った。

「自分が入る少し前ぐらいから、向こうも勝ち点3を取りに来ていて、ロングボールが増えていた。高さ、迫力があるので、自分が入ってからは守りの時間帯ばかりだったけど、みんなで力を合わせて勝ち点1を取れた。次の試合に望みをつなげられたと思いますし、グループリーグ突破が現実的になってきたのかなと思います」

 立て板に水がごとく言葉があふれてくるのは、FIFAランキング8位でロシアW杯8強の強豪との一戦で受けたインパクトが強かったからだろう。

 今月9日のキリンチャレンジカップ・エルサルバドル戦(○2-0)でA代表デビューを飾ったときから冷静なプレーが称賛されてきた久保だが、ウルグアイ戦ではやや違う様相があったようだ。残り時間も10分を切って2-2というシチュエーションでピッチに送り込まれる際、森保一監督から受けた指示を聞かれると、「緊張していたというか、時間帯が時間帯だったので あまり覚えていない」と意外な言葉が返ってきた。

「守備のところをやりつつ、チャンスがあれば(攻める)という感じだったと思いますが、まずは自分が入ってからスコアがマイナスに動かずに良かったと思います」とホッとした様子を見せた。押し込んでくるウルグアイに対し、最低限である勝ち点1を絶対に手放してはいけないというプレッシャーが緊張感につながっていたようだ。

 ウルグアイから受けた刺激はもちろん大きいが、ある意味、それ以上に刺激を受けたことがある。東京五輪世代であるMF三好康児(横浜FM)が代表初ゴールを含む2得点を挙げたことだ。

「自分と同じようなポジションの選手が点を決めるというのはチームにとって活気づくこと」と言った久保は「代表での初ゴールは先を越されてしまいましたけど、本当にチームを救ったヒーロー。次の試合はそれがだれになるか分からないですが、本当に価値のあるゴールだったと思います」と三好を称賛。グループリーグ突破が懸かる次戦では自分が、との気持ちを前面に出していた。

(取材・文 矢内由美子)