久保建英「GS突破が現実的になってきた」…日本代表、コパ8強進出へ正念場

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 日本代表は21日、コパ・アメリカ第3戦のエクアドル代表戦に向けて、ベロオリゾンテへと移動し調整を行った。

 20日のウルグアイ代表戦に83分から出場した久保建英はストレッチやボール回しなどをこなした。ウルグアイ戦については「自分が入る前から向こうも勝ち点3を狙ってきていて、ロングボールが増えて相手は高さもあるので迫力があった。自分が入ってからは守りの時間帯が多かった」と振り返った。劣勢を強いられるも、日本は価値ある勝ち点1を獲得。「みんなで力を合わせて勝ち点1が取れて、次の試合に望みをつなげられた。グループステージ突破が現実的になってきたのかなと思います」と先を見据えた。

 ウルグアイ戦で2得点を決めた三好康児は左利きでともに中盤の右サイドを得意としており共通点も多い。「代表での初ゴールは先を越されてしまいましたけど、チームを救ったヒーローだと思います」と称賛。「次の試合、それが誰になるかは分からないですけど。今日はこうやっていい気持ちに練習に取り組めますし、いい準備ができればと。そういう意味では価値のあるゴールだったと思います」と言及した。

 次戦は中3日でエクアドルと対戦する。グループCは首位がチリ、2位がウルグアイ。次いで勝ち点1で日本が付けており、次戦勝利すればグループステージ突破も見えてくる。

「次の試合に勝てば突破を決められると思うので、そこだけに集中できるという部分で勝ち点1は大きかった。まだ誰が出るかは分からないですけど、自分を含めて次の試合に向けて何をしないといけないのか。そのための準備をしていきたい」と意気込んだ。

取材・文=三島大輔