ウルグアイ戦で身体を張り続けた岡崎。(C)Getty Images

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[コパ・アメリカ/グループリーグ第2戦]日本 2-2 ウルグアイ/6月20日/アレーナ・ド・グレミオ

 優勝候補の一角であるウルグアイを相手に奮闘し、勝点1をもぎとった日本代表。前線で高い貢献を見せていたひとりが、今大会初スタメンだったCFの岡崎慎司だ。

 三好康児が挙げた2ゴールには、いずれも間接的に絡んでいた。25分は中央に走り込み、59分はニアサイドに飛び込み、ともに敵をしっかり引きつけていたのだ。

 その献身的な働きは、競り合いの数にも表われていた。『Opta』によれば、この試合で岡崎が挑んだデュエルは26回で両チーム最多。コパ・アメリカ2019全体を見ても、1試合だと2位のスタッツだという。

【日本vsウルグアイのデュエル数・ベスト5】
1位:岡崎慎司(26回)
2位:ロドリゴ・ベンタンクール(23回)
3位:ルーカス・トレイラ(17回)
3位:中島翔哉(17回)
5位:ホセ・ヒメネス(15回)
 
 CBのディエゴ・ゴディンとヒメネス、セントラルMFのベンタンクールとトレイラというファイターたちに前後を囲まれながら、必死に身体を張って起点を作った岡崎は、間違いなく日本の攻撃を支えていた。ブンデスリーガにプレミアリーグと、フィジカルコンタクトの激しさで知られる舞台で揉まれてきただけのことはある。

 6月17日のチリ戦では、柴崎岳が「インテンシティーの部分はもっと高めなければいけない。彼ら(チリ)のほうが競り合いやその後のセカンドに関しても数段上だった。そういった小さな部分は大きな差」と振り返ったとおり、デュエルの強度不足が0−4という大敗の主因になっていた。それだけになおさら、必死にデュエルを繰り返した岡崎の貢献度は大きい。

 ロシア・ワールドカップ以来の代表復帰を果たした今大会は、36歳の川島永嗣とともに若いチームの指南役として期待される33歳の岡崎。上田綺世や前田大然など若きFWたちに、その献身的なプレーで「世界との戦い方」をしっかり示していた。

構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部