中島が倒されたプレーに対しても疑問が相次いでいる。 (C) Getty Images

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 ブラジルで開催されているコパ・アメリカのグループリーグ第2戦、日本対ウルグアイ戦は2-2のドローで終わった。

 対峙した相手は、ルイス・スアレス、エディソン・カバーニという強力な2トップを擁する、南米の強豪である。

 ウルグアイに対して25分に日本は三好康児のゴールで先制。その数分後、エリア内でシュートを試みたカバーニと植田直通が交錯したプレーに対して、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による主審の判断の末、PKが与えられた。

 だが、このPK判定に対しては海外メディアの多くが否定的な意見を展開している。

 チリのTV局『T13』は元チリ代表のレジェンドである、イバン・サモラーノが、自身のSNSを通じて「ウルグアイの判定!ジョークだろ」と泣き笑いのような絵文字を使って発信したことを報じている。

「コロンビアの主審。アンドレス・ロジャスがウルグアイに有利な判定を下した後、サモラーノはVARによる判定を激しく批判した。大げさに倒れ込んでみせたカバーニの様子に、審判はごくわずかに感じられる接触に対して、最大のペナルティを認めたのだ。サモラーノは複数の笑いの絵文字を使ってこの愚かにも思える判定を笑っていた」

 また、スペイン紙『AS』は、「スアレスのPKは魔術のようだった。だが、審判は物議を醸すPKをカバーニのプレーに与えていた」と報じ、ペルー・メディア『EL BOCON』も「ペルー人、ディエゴ・アロとVARによる疑惑のPK」と伝えた。

 さらに、47分に中島翔哉がヒメネスに倒されたプレーについても、疑問が浮上している。ペール・メディア『Libero』は「47分、中島がルーレットで相手2人をかわしてエリア内に進入するところを、ジオバンニ・ゴンサレスが膝でブロック。日本の10番はペナルティエリア内で倒れた。明らかなPKだ」と報じ、同じく『OVACION』も「日本のPKになる可能性もあった」とくだんのプレーを取り上げている。

 この問題について海外メディア『news18』は「明らかなPK誤認と見逃しに、世界中のファンが憤慨している」と伝えた。

 記事内では「理解のできない判定が続いたことに、ファンからは怒りの声が上がっている」と綴り、ユーザーの生の声を伝えた。

「VARを支持しているけれど、今回の判定はガッカリ」
「ヒメネスもゴンサレスも明らかに中島をブロックしてるのに!」
「ウルグアイのアホは弱いファウルでPKを得て、日本は合理的なものを拒否された」
「カバーニのは間違いで、この中島のプレーこそがPKに値するだろう…?」
「PK判定はいつも強豪国に対してしか発動しないな?」
「一方をPKと認めて、もう一方を認めない。これはもはや罪だろう」

 大舞台でのVARによる疑惑の判定は、しばらく追及されそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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