男性も被害に!薬を盛られて性暴力被害受けるも「持ち帰れられた?」と混乱…悪質犯罪を弁護士が告白

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弁護士の望月晶子さんが6月20日に放送された『じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜』(テレビ東京系、毎週木曜24:12〜)に出演。薬を使った性犯罪に遭わないよう警鐘を鳴らした。

昨今、食べ物や飲み物に薬物を混入され、意識がもうろうとしたところで性暴力の被害に遭う若い女性が増えている。こうして薬を使って相手の抵抗力を奪い、性的暴行する行為は「レイプドラッグ」と呼ばれ、ここ最近では逮捕者も出ているとのこと。

まず加害者は、病院に行って処方された睡眠導入剤を入手する。相手にビタミン剤やニ日酔いを防止する薬だとウソをついて飲ませたり、粉末状にしてお酒に入れたりするという。無味無臭なため、薬を入れられた認識がなく、お酒に酔っ払い「持ち帰りされた」と混合することもあるそう。時間が経って冷静になり警察に届けても、その時にはすでにドラッグが体内に排出されているため、証拠が出てこない難しさがあると望月さん。被害者も一時的に記憶が曖昧になるため、加害者を問い詰めても「同意の上だった」と言い張られてしまうと語った。

望月さん曰く、性暴力の被害者になるのは若い女性だけではない。年齢層や性別に限らず、男性も被害に遭っているのだとか。女性から襲われた場合「ヤレて良かったじゃないか」「警戒しないあなたも悪い」と周囲の心無い言葉に委縮し、男性は女性よりも被害について声を上げにくい状況になってしまうという。

万が一、被害に遭った場合、性感染症や妊娠の有無を病院で調べるだけではなく、唾液や精液を洗わないで証拠を残しておくことも大切。望月さんは、薬が体内に排出される前に、尿検査や毛髪検査に行くのが良いと紹介した。

また、警察に行くのはハードルが高いという場合は、「ワンストップ支援センター」に駆け込むのが良い。電話や足を運べば、直接的なことを言わなくても被害に遭ったことを受け入れてくれて、医師による心身の治療や心理的支援を行ってくれるとのこと。