20日午後に始まった中朝首脳会談では、非核化やアメリカとの交渉などについて協議されるものとみられています。中国と韓国はそれぞれどのように見ているのでしょうか。北京から報告です。

 (千々岩森生記者報告)

 首脳会談は始まりましたが、20日はこの後に歓迎の晩餐(ばんさん)会、そしてマスゲームの鑑賞もあるということです。中国の習近平国家主席が見ている先は、完全にアメリカのトランプ大統領です。実は中国中央テレビは19日に突然、「中国の女性兵士が戦場でアメリカ兵と恋に落ちる」というストーリーの映画を放送しました。中国政府はアメリカとの貿易交渉が決裂してからこの1カ月間、ずっとアメリカへの対決姿勢をあおってきました。ただ、大阪G20でのトランプ大統領との首脳会談が急きょ、決まりました。中国は残り1週間で一気に「対話モード」にかじを切るという、いわば「荒療治」を始めたということになります。