<通報を受けた保安官事務所は国道や橋で怪我をした子猫を複数保護。情報提供を呼び掛けている>

米ノースカロライナ州の警察は、走る車の中から子猫が投げ捨てられたのを見た、という複数の通報を受け、捜査に乗り出した。クレイブン郡の保安官事務所は、この1カ月の間、国道70号線付近で、怪我をした子猫が複数発見された件について、市民に協力を呼びかけている。

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保安官事務所はフェイスブックに、過去数週間で保護した子猫の一匹の写真を投稿した。子猫の両目の下には複数の小さな擦り傷があり、片方の足はつま先から付け根まで傷だらけだ。

「動物虐待は許さない」と、チップ・ヒューズ保安官は声明で述べた。「厳しく取り締まる」

ヒューズは地元紙サン・ジャーナルに対して、動物虐待は「憎むべき」行為だと語った。

「なぜこんなことをするのか理解できない。車の下に猫が入り込んでいた、ということはあるが、今回のケースは偶然ではすまされない」

犯人は危険人物かもしれない

発見された子猫がすべて生き延びた訳ではない。中には橋から川に投げ込まれたらしい子猫もいた、とヒューズは語った。犯人逮捕のために今後は、事件が頻発している2つのエリアのパトロールを増やし、24時間体制で監視カメラをモニターする。

「どんなに小さな手がかりも見逃さない」とヒューズは言った。

車から動物を投げ捨てるところを目撃した人は通報して欲しい、できればナンバーも知らせて欲しい、とヒューズは言う。ただし、犯人は危険かもしれないので、出くわしても決して近づかないこと。

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ノースカロライナの州法では、動物虐待は「クラスH(有罪となれば禁錮4〜25カ月の重罪)」に問われ訴追される可能性がある。

(翻訳:森美歩)


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イワン・パーマー