by edar

Twitterではツイートに「正確な位置情報」を埋め込むことが可能であり、緯度や経度をツイートに関連付けることができます。しかし、Twitterはこの正確な位置情報追加機能の需要が低いことを考慮して、「正確な位置情報サポートを終了する」と述べました。





Twitter removes support for precise geotagging because no one uses it - The Verge

https://www.theverge.com/2019/6/19/18691174/twitter-location-tagging-geotagging-discontinued-removal

Twitter will remove precise location tagging in tweets, citing lack of use | TechCrunch

https://techcrunch.com/2019/06/18/twitter-will-remove-location-tagging-in-tweets-citing-lack-of-use/



位置情報付きのツイートを行いたい場合、ツイート時に表示されるロケーションアイコンをクリックし、「有効にする」をクリックして関連付けたい位置情報を設定可能。



位置情報機能が導入された2009年当初は、ツイートと位置情報を紐付けることによって特定の場所に関連したツイートを読み込み、コンサートなどのイベントや特定地域で発生した災害の情報を入手しやすくなると考えられていました。ところが、実際には多くのユーザーが位置情報よりもハッシュタグなどを優先して利用し、当初の予想ほど位置情報が利用されなかったとのこと。

需要の少ない位置情報サービスを維持し続けることは、本来であれば位置情報を関連付けたくないユーザーが誤操作でツイートに位置情報を埋め込んでしまうなど、プライバシー上の問題が発生するという懸念もあります。そこでTwitterは正確な位置情報の関連付けサポートを終了することを決めた模様。

なお、今後もTwitterアプリを介して写真撮影をした場合は位置情報の埋め込みが利用可能となるほか、FoursquareやYelpなどの外部サービスを利用しての位置情報追加は引き続き可能となるそうです。



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