『アバター』抜きなるか?
 - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』に新たな映像を加えたバージョンを劇場で再公開する予定だと複数の米メディアに明かした。米ディズニーは現在のところ何もコメントしておらず、日本での公開があるのかも不明だ。

 Screen Rant によると、ファイギは『エンドゲーム』の新映像追加版を現地時間6月28日からアメリカの劇場で公開する予定だと認めたという。現時点で3時間という大長編だが、今回公開されるのは未公開シーンを追加したエクステンデッドバージョンではなく、新たなポストクレジットシーンを加えたものになる。

 ファイギは「エクステンデッドカットではなく、マーケティングの後押しとして、映画の最後にいくつかの新しいものを加えたバージョンを劇場公開する。もし映画を観てエンドクレジットの後まで劇場に残っていれば、削除シーンやちょっとしたトリビュート、いくつかのサプライズがある。そういうものを次の週末から上映するよ」と語っている。

 『エンドゲーム』の世界興行収入は18日までに27億4,401万2,261ドル(約3,018億円)に達し、歴代世界興収ランキングで2位につけている。今回のテコ入れによって、ついに不動の1位『アバター』(27億8,796万5,087ドル・約3,066億円)を超えることになるかもしれない。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)(編集部・市川遥)