デル ポトロ 初戦突破も右膝を痛め2回戦を棄権。「ウィンブルドン」に向け不安[ATP500 ロンドン]

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「ATP500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月17〜23日/芝コート)の大会3日目。男子シングルス1回戦で、第3シードのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が、世界25位デニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。デル ポトロが7‐5、6‐4で勝利し今季芝コート初戦を白星で飾ったが、試合中に膝を痛め、2回戦を棄権することが決まった。

この試合の第2セット第8ゲームで、デル ポトロはネットに出た際に芝に足を取られスリップ。右膝を気にして、顔をゆがめる場面があった。だが試合はそのまま続行され、デル ポトロはシャポバロフに一度もブレークのチャンスを与えることなく勝利した。


しかし、その後デル ポトロのチームによるInstagramアカウントがストーリーズを更新。スリップ後に右膝に痛みと腫れがあり、これから怪我の度合いを調べることを伝えていたが、その後大会公式Twitterがデル ポトロの棄権をアナウンスした。


デル ポトロは2018年10月の「ATP1000 上海」3回戦で転倒し、右膝蓋骨を骨折。今シーズンもこの怪我の様子を見ながらのツアー出場となっており、まだ5大会目だった。


デル ポトロは昨年「ウィンブルドン」でベスト8へ進出。準々決勝では敗れたものの、ラファエル・ナダル(スペイン)と4時間半を超える激闘を繰り広げた。「ウィンブルドン」に向け、あまり影響がないことを祈りたい。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP500 ロンドン」でのデル ポトロ
(Getty Images)