モーニング娘。’19の牧野真莉愛が19日、神奈川・横浜スタジアムで開催された横浜DeNAベイスターズvs北海道日本ハムファイターズの一戦の前に「日本生命セ・パ交流戦2019 メモリアルピッチ」を行なった。

同交流戦の開催を記念してSNS(Twitter/Tik Tok)にて実施されたキャンペーンで、同交流戦の公式キャラクターの“セカパカくん”ならぬ、“まりパカ”に扮して、セカパカダンスに挑戦している牧野。Twitterでのダンス動画再生回数は540万回を突破し、Tik Tokでの(#セカパカダンス)投稿への「いいね!」は23万を超えるなど、好評を博している。


また、牧野はこれまでに3回の始球式を経験。東京ドームで実施した人生初の始球式では大暴投をしてしまい涙ぐみ、2回目の始球式となったZOZOマリンスタジアムでは見事なノーバン投球を披露。しかし昨年5月に登板した札幌ドームでの始球式は惜しくもワンバン投球となってしまい、次への課題を語っていた。

そして今回、“まりパカ”姿で始球式を行なった牧野は、「マッサージの先生に体重のかけ方で違うよって教えていただいたので、体重移動だけはきちんとやりたいなと思ってやりました」とフォームに気を付け、この日もベイスターズの山崎康晃投手から「もうちょっと高く投げるといいよ」と直接アドバイスをもらったそうだが、マウンドに立った際に緊張して球を強く握ってしまい、低めに投げてしまったそうで、球はホームベースまで届かず、1塁側に大きくそれてしまった。それでも自己採点を求められると「70点ですね。気持ち的には合格点です」と満足気な表情を浮かべた。

改めて、始球式を終えた心境を聞かれると「今はいろんな気持ちがあるんですけど、“わーっ!”って感じですね。ボールがこっち(1塁側)に行っちゃったことと、髪の毛のセットがちゃんとできていなかったのが反省点です」と吐露し、着ぐるみ姿で投球してみての感想については「最初はマウンドの前から投げることになっていたんですけど、まりパカちゃんがブルペンで練習したときに、これは18.44メートルいけるなと思って、お願いしてマウンドから投げさせていただきました。結果、こっち(1塁側)に行っちゃいました(笑)」と笑顔で語った。

また、今回はストレートを投げたそうで、ほかの球種も投げることができるのか聞かれると「今、ボールの握り方を研究しています。こうやってナックルだとか、爪をここに引っ掛けてナックルカーブだったり」と握りをして見せたが、そのシュールさに報道陣から笑いが起きた。それでも牧野は「ダルビッシュ有投手の球種の球の握り方の本を買ったので、それを見て勉強しています」といたって真面目な様子だった。

さらに今回、横浜スタジアムでの始球式は初だったが「(始球式は)4回目なので、自主トレーニングはすごくできました。頭の中で球場をイメージして、名前を呼ばれて登場して投げるというの(想像)はできていたんですけど、横浜スタジアムは初めてだったので、やっぱり景色が違うと感覚が変わってくるなって思いました」と語り、今後の目標を尋ねられると「まりパカも、セカ君とパカ君とセパ子ちゃんと一緒に、セ・パ交流戦で全国の球場に遊びに行って、みんなと交流したいなと思いました」と目を輝かせた。