インド・コルカタにあるフーグリー川にクレーンによってつり下ろされるマジシャンのチャンチャル・ラヒリさん(2019年6月16日撮影)。(c)STR / AFP

写真拡大

【AFP=時事】インドでロープと鎖で手足を縛った状態で水中から脱出するマジックに挑戦し、遺体となって発見されたマジシャンについて、地元の警察当局は18日、自殺の可能性も視野に入れて捜査していると明らかにした。

 マジシャンのチャンチャル・ラヒリ(Chanchal Lahiri)さん(40)は16日、家族や見物人が見守る中、西ベンガル(West Bengal)州の州都コルカタ(Kolkata)を流れるガンジス(Ganges)川の分流、フーグリー(Hooghly)川にクレーンでつり下ろされて入水し、そのまま行方不明となった。

 ラヒリさんは翌17日、手足を縛られたままの状態で遺体となって発見された。

 AFPの取材に応じたコルカタの警察当局の幹部は、業務上過失と自殺ほう助の疑いでラヒリさんが経営する会社「マジックベルト・インディア(Magic Belt India)」への捜査が始まったと述べた。同社は妻と子供たちを含むラヒリさん一家が所有していた。

 警察幹部によると、ラヒリさんが提出した許可申請書には川に入るとは書いておらず、結果としてラヒリさんは川でマジックをする許可を得ていなかった。

 また、ラヒリさんは申請した時刻より1時間早くマジックを開始し、河川を管轄する警察の職員は当時現場にいなかったという。さらに申請書で定められていた条件はほぼ無視されており、警察はラヒリさんが慌ただしくマジックを実行したことはまったくの謎だとしている。

【翻訳編集】AFPBB News