元欅坂46の今泉佑唯が、6月19日深夜にフジテレビで放送されたドラマ「人間の証」に出演した。

本番組は、気鋭の映画監督・三浦大輔がある女性に密着しインタビューするという形式で進んでいくフェイクドキュメンタリー企画。そのリアルなストーリー設定と今泉の演技力の高さが、放送終了直後から視聴者の間で大きな話題を呼んでいる。

今回、三浦が今泉に与えた架空(フェイク)の設定は「もしも、今泉佑唯に濡れ場の仕事のオファーがきたら?」というもの。アイドルから女優へと転身を図る今泉は、自身の殻を破るきっかけとして「濡れ場を演じる」選択を迫られる。女優として大成するためにその覚悟を決める過程で、応援してくれるファンや隠していた彼氏の存在、仕事に対する考え方など様々な想いが交錯する。三浦はそんな彼女の揺らめく心情をあぶりだし、その狭間で葛藤する様子を今泉も見事に演じ切っている。

番組の最後にはクランクアップ時の様子が映し出され、「何が本当で何がウソかわからなくなってきた」「現実味が増してきて夢に出てきた(笑)」と語るほど、“フェイクな自分”に没頭していたことを打ち明けた今泉。番組を視聴したファンからは、あまりにもリアルすぎる今泉の演技に多くの反響が寄せられ、「今泉さんのお芝居はお見事!」「だんだん嘘と真実が分からなくなる」「こんな依頼断って欲しいし、彼氏が急に出てきて頭パニック。」「フェイクドキュメンタリーって把握してなくて、彼氏いることに驚いたし一緒に泣いてしまった」「この勢いで女優としての仕事も増えるとイイなぁ」といった声が、SNS上に相次いで投稿されている。

そんな今泉は、実生活においても次々と女優としての作品が舞い込むなど、引っ張りだこ。「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」(2019年6月21日公開)、「転がるビー玉」(2019年度公開予定)、「酔うと化け物になる父がつらい」(2020年公開予定)と、映画作品だけでも多くの出演を控える。さらに、2019年6月5日には自信初のドキュメンタリーDVD「今泉佑唯の出逢い旅 〜20歳の再出発 アイドルから女優へ〜」をリリースするなど、その活躍ぶりは勢いを増すばかりだ。

今泉が出演した「人間の証 #5」は、TVerおよびFODにて配信中。