大敗にあっても確かな収穫を得た森保ジャパン。久保(21番)は積極果敢にチームアタックをリードした。(C)REUTERS/AFLO

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 現地時間6月17日、コパ・アメリカに参戦中の日本代表は強豪チリとの初戦を迎え、0−4の敗北を喫した。
 
 序盤から鋭いフォアチェックとショートカウンターで積極的な姿勢を見せた森保ジャパン。本気度を前面に押し出すチリの強烈なプレッシャーに晒されながらも、互角の展開に持ち込んでいたが、前半終了間際の41分にCKからの失点で先制を許してしまう。
 
 後半に入っての54分にはバルガスの強力ミドルが冨安に当たってゴールインし、さらにリードを広げられた。それでも臆さず日本は手数を出し続け、上田や久保が得点機を掴んだが……。攻勢に出ていた82分にA・サンチェス、その1分後にはバルガスにも決められて万事休す。最後までチリの堅牢を破るには至らず、完封負けを喫した。
 
 2連覇中の王者に力負けした若き日本代表。地元ブラジルの最大ネットワーク『Globo』電子版は速報記事を掲載し、以下のようにレポートしている。
 
「日本は立ち上がりから圧巻のラッシュを仕掛けて攻勢に出たが、チリが主導権を握るのにさほど時間はかからなかった。歴戦の勇士を揃えるチリはゲームを支配し、攻撃のテンポを上げていく。前半終了間際に先制点を挙げ、すかさず後半開始直後に2点目を奪うしたたかさを見せた。経験の差が歴然だったのはここからで、日本は度重なるチャンスで決め切れずに疲労度を高め、チリは難なくカウンターでスペースを突いて加点した。大会最年長チームが若き日本をねじ伏せたのだ」

 
 一方、同メディアにとっても、レアル・マドリー行きが決まった久保は関心の的だったようで、「クボは随所で光り輝いてみせ、評判通りの巨大な才能を覗かせた」と絶賛。「ドリブルとキックで非凡な才を示した。今大会でニュースターになる可能性を秘める」と持ち上げた。
 
 黒星スタートとなった日本は第2戦でウルグアイと、チリはエクアドルと対戦する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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