ロッキーズ対パドレスの一戦は両軍34安打27得点の大乱打戦に

■パドレス 14-13 ロッキーズ(日本時間17日・コロラド)

 16日(日本時間17日)、コロラド州デンバーにあるクアーズフィールドで行われたロッキーズ対パドレス戦が、珍しいハプニングで試合が中断になった。

 両軍合わせて34安打27得点を奪い合った大乱打戦となった、ロッキーズとパドレスの一戦は、試合開始直後から波乱に満ち溢れていた。ハプニングは試合開始直後、パドレスの攻撃中に起こった。

 ホズマーの犠飛やレンフローの22号2ランで3点で先制し、なおも2死一塁の場面だった。一塁側ファウルゾーンの地中から大量の水が噴き出し、辺り一面が瞬く間に水浸しになっていく。水溜まりはどんどんその範囲を広げていき、試合は中断。ベンチにも流れ込む事態となり、試合は約15分間に渡り中断となった。

 この珍しい中断にMLB公式サイトも「水道管破裂により、パドレス-ロッキーズ戦が中断」とレポート。記事によると原因は「その部分のメインの水道管の問題」で「具体的なことは試合終了後にスタッフが確認するまで分からない。水浸しになった後、その部分の水が止められた」と伝えた。

 15分の中断ののち、試合が再開されると、パドレスはヘッジスが三振に倒れて攻撃終了。その裏、ロッキーズがいきなり7安打を集中して大量6得点。その後両チーム、得点を奪い合う大乱打戦を展開し、10-13で迎えた9回表にパドレスが一気に4点を奪って逆転に成功し14-13で激戦を制した。(Full-Count編集部)