Android版Chrome、メニューからWebページ翻訳が可能に
AP Photo/Mark Lennihan

Android版のChrome最新バージョンにて、デスクトップPC版と同様にメニューからWebページの翻訳が可能になったことが報じられています。これまでAndroid版のChromeでは、Webページの翻訳機能を使うためには、ブラウザ側による言語の自動検出を待つ必要がありました。上手く行けばシームレスに翻訳されて便利でしたが、ときには自動的に開始されず、動作が止まることもままありました。

海外テックサイトのMSPowerによれば、最新バージョンの75.0.3370.89ではメニューのオプションからWebページを翻訳できるようになったと記載されているとのこと。つまり、ブラウザの言語自動検出機能に頼る必要はなくなったわけです。

ただし新しいオプションを表示するためには、一度アプリを閉じてから再度開く必要があります。筆者の手元にあるAndroidデバイスでも、メニューに「翻訳」が追加されたことが確認できます。



記事執筆時点では、iOS版Chromeではページの翻訳には言語の自動検出を待たねばならず、翻訳機能はメニューから利用できません。海外サイトをよく利用する人にとってChromeの翻訳機能は必須といえるだけに、iOS版でも対応を望みたいところです。