20年ぶりにコパ・アメリカに出場する日本。果たしてどういった戦いを見せるのか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 現地時間6月14日、南米の覇権を争う“最古の世界大会”コパ・アメリカが、ブラジルで開幕した。今大会、出場するのは12チーム。日本は“招待国”として1999年以来、2度目の参戦を果たす(日本の初戦は6月17日20:00[日本時間18日8:00]のチリ戦)。ちなみにカタールも日本同様に招待国として参加している。
 
 さて日本にとっては南米と真剣勝負ができる貴重な機会となるが、招待国としての参戦であるため、選手への“拘束力”が働かず、主力メンバーの招集を断念。東京五輪世代中心のフレッシュな顔ぶれで臨むことになった。
 
 では、他国と比べて日本の今大会の立ち位置はどういったものなのか。ここでは4つのデータから出場12か国をランキングしてみた。
 
 まず6月14日に更新されたFIFAランキングと、優勝オッズだ。優勝オッズはイギリスのブックメーカー「ウィリアム・ヒル」のデータを参照した。
 
■FIFAランキング
1位 ブラジル(FIFAランク3位)
2位 ウルグアイ(FIFAランク8位)
3位 アルゼンチン(FIFAランク11位)
4位 コロンビア(FIFAランク13位)
5位 チリ(FIFAランク16位)
6位 ペルー(FIFAランク21位)
7位 日本(FIFAランク28位)   
8位 ベネズエラ(FIFAランク33位)
9位 パラグアイ(FIFAランク36位)
10位 カタール(FIFAランク55位)
11位 エクアドル(FIFAランク60位)     
12位 ボリビア(FIFAランク62位)
 
■優勝オッズ
1位 ブラジル(2.25倍)
2位 アルゼンチン(4.33倍)
3位 ウルグアイ(8.50倍)
4位 チリ(9.00倍)
5位 コロンビア(10.00倍)
6位 ペルー(21.00倍)
7位 エクアドル(29.00倍)
8位 日本(34.00倍)
9位 パラグアイ(34.00倍)
10位 ベネズエラ(41.00倍)
11位タイ ボリビア(51.00倍)
11位タイ カタール(51.00倍)
 
 出場12か国のなかで、FIFAランク、優勝オッズともにトップに立ったのは開催国のブラジルだ。もっとも大会直前にエースのネイマールを負傷で失っただけに、優勝がノルマとなるセレソンも盤石ではない。
 
 そのブラジルに続くのが、ウルグアイとアルゼンチンだ。日本とグループリーグで同組のウルグアイは、FIFAランクでは12か国中2位、優勝オッズでは3位とトーナメントの主役として期待されている。また、先日メッシが代表復帰を果たしたアルゼンチンは、FIFAランクでは12か国中3位だったが、優勝オッズでは2位と下馬評はやはり高い。
 
 一方、気になる日本はFIFAランクでは12か国中7位と健闘。そのためか、優勝オッズもグループリーグで同組のベネズエラ、また日本が初めて出場した1999年大会で0-4と大敗したパラグアイらを上回る位置づけとなった。
 
 続いて、平均年齢と平均身長のランキングだ。原則、平均年齢は若い国を上位に、平均身長は高い国を上位にランキングしてみた。
 
■平均年齢
1位 日本(22.3歳)
2位 カタール(25.2歳)
3位 ベネズエラ(25.7歳)
4位 ボリビア(26.0歳)
5位 ウルグアイ(26.6歳)
6位タイ ペルー(27.0歳)
6位タイ アルゼンチン(27.0歳)
8位 コロンビア(26.7歳)
9位 ブラジル(27.3歳)
10位 エクアドル(27.4歳)
11位 パラグアイ(27.7歳)
12位 チリ(28.6歳)
 
■平均身長
1位 コロンビア(182.5センチ)
2位 ウルグアイ(181.4センチ)
3位 パラグアイ(180.7センチ)
4位 ベネズエラ(180.0センチ)
5位タイ ブラジル(179.7センチ)
5位タイ ボリビア(179.7センチ)
5位タイ アルゼンチン(179.7センチ)
8位 チリ(179.4センチ)
9位 エクアドル(178.9センチ)
10位 カタール(178.1センチ)
11位 ペルー(177.9センチ)
12位 日本(177.4センチ)
 
 東京五輪世代が中心となる日本の平均年齢は22.3歳と12か国中一番の若さだ。一方、大会3連覇を目指す日本の初戦の相手、チリは経験豊富なメンバーを揃え、平均年齢は28.6歳と参加国のなかで最も高い。
 
 対して平均身長では日本は最も低い177.4センチ。1位のコロンビアと比べれば5.1センチの差で、セットプレーなどを含め空中戦の対応がひとつのテーマになるのかもしれない。
 
文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)