「名代かわ焼き」(1本183円、手前)、「シギ焼き(わさび醤油)」(1本194円、奥)/博多かわ屋 京橋南口店

写真拡大

串に鶏の首皮をグルグルとらせん状に巻き付け刺した、博多の名物「とり皮」。タレ漬けと焼きの工程を数日間繰り返して作る、個性的な味わいが関西でも人気だ。そんなとり皮の発祥店や、全国にとり皮のおいしさを広めた人気店など、本場博多のとり皮が味わえる名店をご紹介。<※情報は関西ウォーカー(2019年5月21日発売号)より>

【写真を見る】博多のとり皮(1本172円)。福岡産の醤油ベースのタレでコクのある味わいに/博多やきとり NICK 北浜店

■ 「博多かわ屋 京橋南口店」旨味を凝縮させた絶品かわ焼きは本場さながらの味!

「博多のとり皮を明太子のように全国に広めたい」と、とり皮の発祥店「焼きとり権兵衛」で修業を積んだ創業者が展開する「博多かわ屋」が、3月の関西初上陸から大人気!一本食べればやみつきになる、こだわりの製法で作られた本場の味を堪能してみて!

本場・福岡でも爆発的な人気を誇る「かわ焼き」は、6日間かけて作られる看板商品で、京橋南口店でも1日に400本以上の注文が入るという人気ぶり。

タレ漬けと焼きの工程を6日間繰り返し独特の食感に。極限まで余分な脂が落とされているので旨味がダイレクトに感じられる。

1階にはカウンター席、宴会などの利用が多い2階はテーブル席のみ。

■博多かわ屋 京橋南口店<住所:大阪市城東区新喜多1-1-2 電話:06-6180-8835 時間:17:00〜23:00(LO22:30) 休み:なし 席数:52席 タバコ:喫煙可 駐車場:なし アクセス:JR京橋駅より徒歩1分>

■ 「博多やきとり かわ庵 元町本店」手間ひまかける名物のとり皮は2種のタレで!

「博多やきとり かわ庵 元町本店」の名物は、博多の人気焼鳥店「博多とりかわ大臣」で修業を積んだオーナーが焼き上げる、本場仕込みのかわ焼き。修業先から引き継いだタレの「黒」と塩の「白」を楽しめるのが珍しい。2種のかわ焼きを食べ比べてみて。

濃いめのタレがしっかり染み込んだ黒はもっちりジューシー。焼き面の食感がいい白は程よい塩加減に。

下焼きをして脂を落とす工程を3、4回繰り返す。味が染み込むようタレに漬け込み、旨味を凝縮させていく。甘味調味料不使用の薄めの漬け込みダレと、修業先から引き継ぎ40年間継ぎ足されている仕上げダレを使い分ける。

入口には大きなガラス窓が付いているため店内の様子も伺いやすい。

■博多やきとり かわ庵 元町本店<住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-9-8 電話:078-331-3789 元町マンションビル1F 時間:17:00〜24:00(LO23:30) 休み:なし 席数:35席 タバコ:喫煙可 駐車場:なし アクセス:JR、阪神元町駅より徒歩3分>

■ 「博多やきとり NICK 北浜店」福岡の甘い醤油を使った自家製ダレがやみつき

「博多やきとり NICK 北浜店」は、明太子の「やまや」が運営する焼鳥店。博多のとり皮を名物に、やまやの明太子を使用した一品やランチメニューも充実。手打ちで仕込み、下焼きを繰り返すとり皮は、表面のカリッとした食感がたまらない!

余分な脂分はすべて落とすため量を食べてもくどくなく、程よいジューシーさで噛めば噛むほど旨味が広がる。

タレのベースとなる醤油は少し甘味のある福岡の濃口醤油を使用。

駅直結のビル内なのでアクセスもよくビジネスマンでにぎわう。

■博多やきとり NICK 北浜店<住所:大阪市中央区北浜1-8-16 大阪証券取引所ビルB1 電話:06-6226-0880 時間:11:00〜14:00(LO)、17:00〜23:00(LO22:30)、土曜17:00〜23:00(LO22:30) 休み:日祝 席数:40席 タバコ:喫煙可 駐車場:大阪証券取引所ビル駐車場を利用(250円/20分) アクセス:地下鉄北浜駅より徒歩1分>

■ 「とりかわ権兵衛」36時間かけて仕込むとり皮

「とりかわ権兵衛」は、1968(昭和43)年に博多で創業したとり皮焼きの有名店。およそ1.5羽から1本分しか取れない首部分の皮を使用し、丁寧に下焼きを繰り返していく。仕込みに36時間以上かけた本場の味わいを堪能してみて。

皮の中心部分まで染み込んだタレと時間をかけてじっくり仕上げた、普通の焼鳥にはない“ならでは”の食感を楽しんで。

広い座敷もあり、さまざまなシーンに合わせて利用できる。

■とりかわ権兵衛 堺東店<住所:大阪府堺市堺区中瓦町2-3-29 瓦町ウエノビル2F 電話:072-275-9494 時間:17:00〜翌2:00(LO1:00) 休み:なし 席数:59席 タバコ:分煙 駐車場:なし アクセス:南海堺東駅より徒歩3分>(関西ウォーカー・関西ウォーカー編集部)