会社員の女性が殺害された埼玉県東松山市のマンション=14日(内田優作撮影)

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 埼玉県東松山市のアパート一室で介護士の渡辺真澄さん(38)の遺体が見つかった殺人事件で、胸などにある十数カ所の傷のうち、数カ所は内臓まで達していたことが15日、埼玉県警への取材で分かった。

 司法解剖の結果、死因は失血死で11日の夜間に死亡したとみられる。背中に刺し傷はなかった。

 凶器は刃物ようのものと見られるが、発見されていないことから容疑者が刃物を持って逃走している可能性があるという。

 県警によると渡辺さんは1人暮らし。11日は勤務先の介護施設を夕方に出た。12日に無断欠勤したため、心配した同僚の女性(51)が13日午前7時20分ごろ、自宅を訪れ、渡辺さんがユニットバスの出入り口付近で倒れていたのを発見した。玄関に鍵はかかっていなかった。

 県警は15日も現場検証を続け、慎重に捜査している。