日本代表MF久保建英(FC東京→レアル・マドリー)

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 コパ・アメリカに出場する日本代表は14日、サンパウロ市内でトレーニングを行った。報道陣に公開された15分間の練習には、前日別メニュー調整だったMF渡辺皓太(東京V)とDF菅大輝(札幌)も参加。その後の練習は非公開となったが、選手たちは約2時間汗を流して調整を進めた。

 現地到着後、2日目の練習を終えたMF久保建英(FC東京→レアル・マドリー)は「まだ来て日が浅いけど試合はすぐに来る。初戦を戦ってみないと雰囲気も感じられないと思う」と答えると、初戦の対戦相手となるチリの印象を「良い意味で危険な選手が多い」と話した。

「ボールをさらしたりすると、足ごと持っていかれたりするので、非常に良い意味で危険な選手が多いと思う。そういう選手たちを相手にどこまで自分の中で出せるか。ケガだけは気を付けたいと思うが、最大限のプレーを出していければと思う」

 自身は5日前のキリンチャレンジ杯でA代表デビュー。持ち味を発揮する場面もあったが、「良い展開の中で出場してプレッシャーもあまりなかったので、あれくらいやらないといけない」と冷静に振り返り、南米の強国との連戦となるコパ・アメリカは「ずっと日本が優勢に試合を運べる展開にはならないし、劣勢に陥る時間帯もある」とイメージ。だからこそ、「その中で個人として何ができるかというところをフォーカスしていきたい」と力を込める。

「一回座った椅子は簡単に手放したくないし、そう思っていない選手はいないと思う。練習から試合から、すべてにおいて自分が必要だぞと周りに示していきたい」

 17日に大事な初戦となるチリ戦を迎えるが、「自分の勝手な憶測だけど、あまり日本のことは知られていないと思うし、ちょっと軽く見ているかなという印象」を持っており、逆にそこがチャンスだと考えている。「むしろ初戦が一番のチャンスだと思う。まず初戦は相手も油断していると思うので、しっかり初戦で勝ちを狙いたい」と大会3連覇を狙うチリを相手に番狂わせを狙う。

(取材・文 折戸岳彦)