「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に設置された「タイ・エシュロン」
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 カリフォルニアのディズニーランド・パーク内にオープンした映画『スター・ウォーズ』のテーマランド「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」の一部に、コリン・トレヴォロウが監督するはずだった、エピソード9の要素が残されているようだ。Colliderのインタビューでトレヴォロウ自身が語っている。

 「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」は、銀河の片隅に位置する惑星バトゥーが舞台のテーマランド。時系列はエピソード7にあたる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)以降となっており、ランド内には、ファースト・オーダーやレジスタンスの野営地と共に、両陣営の戦闘機が設置されている。

 おなじみのミレニアム・ファルコンはもちろん、Xウイング、Aウィング・スターファイターなど、ファンおなじみの機体ばかりだが、ファースト・オーダーの野営地で一際存在感を放つシャトル「タイ・エシュロン」は新型機。設定では、TIEシリーズの新型で、主に小隊や貨物の輸送用に使用されているという。そしてこれが、当時エピソード9に取り掛かっていたトレヴォロウが、デザインチームと共に生み出した機体だった。

 Colliderにタイ・エシュロンの制作に関わったことを認めたトレヴォロウは「デザインチームと映画に取り掛かっていたときに(テーマパークの設計・開発に携わる)ディズニー・イマジニアリングから、パークのために新しい船を開発してほしいと依頼されたんだ。こんなことに関われる機会はなかなかないから、かなり真剣に取り組んだよ」と回答。「ギャラクシーズ・エッジ」が発表されたのは『フォースの覚醒』公開前の2015年夏で、トレヴォロウのエピソード9監督就任が発表されたのと同じタイミング。2017年9月に降板が発表されており、プロジェクトにかかわるのは自然の成り行きだったようだ。

 タイ・エシュロンは、ブラックホークのような兵員輸送用ヘリコプターとしての運用をイメージしていたようだ。この機体が実際に映画に登場していたのかは今となってはわからないが、幻となったトレヴォロウ版エピソード9は、別の形で歴史の一部となった。エピソード9は『フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムスが再びメガホンを取り『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』として、今年の12月20日公開予定となっている。(編集部・入倉功一)