覚悟のドライバー封印 渡邉彩香が今季初の「60」台で決勝進出(撮影:村上航)

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<宮里藍 サントリーレディス 2日目◇14日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6511ヤード・パー72>
2日目に今季初の60台となる「69」を記録した渡邉彩香。トータル4アンダー・13位タイで、8試合ぶりとなる予選通過を果たした。この日は渡邉にとって“大きな決断”とも言える、ドライバー抜きのラウンドでスコアを積み重ねた。
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昨年賞金ランク55位でシードを喪失。前半戦出場権のみで戦う今季も、13試合で予選落ちが10試合、獲得賞金も約129万円と苦しい日々が続いている。2015年に2勝(通算3勝)を挙げた25歳は、この2日間を振り返っても「何かがガラリとよくなったというわけではない」と浮かれることはない。「ここ1カ月くらいは、ショットはいいけど結果に結びつかないという感じでもどかしかった」。そこで、思い切って「一番好きなクラブ」というドライバーを抜く決断をした。
昨年のドライビングディスタンスは252.11ヤードの4位と、ツアーを代表する飛ばし屋なのは今さら言うことでもない。だが同年のフェアウェイキープ率は44.2308%で95位。さらに大きく曲げる場面も目立つようになり、武器だったはずのドライバーが、局面を難しくすることも少なくなかった。
そこで2日目は、ドライバーを外して、4番アイアンをイン。「スプーンまでは自信を持って打てるようになりました。フェアウェイにつければチャンスはあると思える状態にもなっているので、無理してドライバーを使わなくてもいいかなと。思い切ってやってみたら、それがハマったので、ここから始めてみようかな」。安全策が奏功した。
この日もフェアウェイキープは14ホール中4ホールだが、パーオンは18ホール中11を記録。セカンドショットで修正可能な範囲の曲がり幅でおさまっていることもうかがえる。もちろん、ドライバーなしで戦うのは「試合では初」のことだ。
「今日みたいなラウンドができたことは自信になる。ドライバーもよくなると思って頑張りたいです」。むろん、大好きなクラブを完全に捨てることは考えていない。むしろこの“荒治療”で、再び武器に輝きが戻ることは渡邉自身が一番望むことだ。(文・間宮輝憲)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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