日本の今大会初ゴールを挙げた岩渕(8番)。(C) Getty Images

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[女子W杯グループリーグ第2戦]日本2-1スコットランド/6月14日/パルク・デ・ロアゾン
 
 なでしこジャパンの今大会初ゴールは、背番号8の頼れるアタッカーによってもたらされた。
 
 アルゼンチンとの初戦をスコアレスドローとして迎えた第2戦。強豪のイングランドが最終戦に控えていることを考えれば、是が非でも勝っておきたい一戦だった。立ち上がりから、日本は幾度となく相手ゴールに迫るが、ネットを揺らすには至らない。
 
 しかし23分、待望の時が訪れる。敵陣バイタルエリアでワールドカップ初先発となった遠藤純がボールを奪い返すと、中央の岩渕へパス。受けた岩渕は間髪入れずに右足を振り抜くと、相手のブロックをすり抜けたシュートはGKの頭上を抜いて豪快にネットを揺らした。
 
 このゴールで勢いづいた日本は、その後も菅澤のPKで追加点を奪い、試合を優位に進めていく。終了間際に1点を返されたものの、日本は今大会初勝利を飾った。
 
 試合後、フラッシュインタビューに応じた岩渕は「とにかく勝つことに集中していたのでホッとしています」と笑顔を見せ、先制点に関しては「本当に全員の気持ちが乗って、良いシュートが飛んで行ったなと思います」と、気持ちのこもった一発を自画自賛した。
 
 初戦では自身も57分から途中出場したが、ゴールを奪えなかっただけに、「やっぱり初戦の引き分けで、なかなかうまくいかなくて厳しかったですけど、それがまた自分たちには新たな力をくれたというか、もうひとつチームとしてしっかり締めることができたので良かったです」と、決意をもって臨んだことを明かした。
 
 そして、グループリーグ最終戦のイングランド戦に向けては「1位か2位でもやっぱり違いますし、イングランドという敵をしっかり倒して、また次に進んでいけたらいいなと思います」と、勝利を誓った。
 
 グループリーグ最終戦は、6月19日に開催。再び勝負を決める岩渕の一撃が見られるのか、大いに注目されるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部