ミドルで先制点を叩き込んだ岩渕(8番)が歓喜を爆発させた。(C)Getty Images

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 女子ワールドカップ・グループステージ2節の日本対スコットランドが14日、フランス・レンヌのロアゾン・パルクで行なわれ、2−1で日本が勝利した。初戦のアルゼンチン戦に0−0で引き分けていたなでしこジャパンは、今大会初勝利。グループステージ突破に向け、大きな勝点3を得た。
 
 日本は初戦のアルゼンチン戦からスタメン3人を変更し、CB市瀬菜奈、左MF遠藤純、FW岩渕真奈を初先発させた。すると23分、岩渕がこの起用に結果で応える。バイタルエリアで遠藤からのパスを受けると、素早く前を向いて右足を一閃。強烈なミドルシュートでスコットランドゴールを射抜いた。
 
 このゴールで勢い付いた日本は、菅澤優衣香が自ら獲得したPKを沈めて37分に追加点。完全に試合の主導権を握り、前半終盤にも決定的なチャンスを作ってハーフタイムを迎えた。

 メンバーチェンジなしで挑んだ後半は、丁寧にパスをつないでくるスコットランドにボールを持たれる時間帯もあったが、日本は組織的な守備で決定機を作らせない。攻撃に移れば左SBの鮫島彩のオーバーラップを絡めたサイドアタックをメインにチャンスをうかがい、69分にはその鮫島がミドルを放った。

 試合終盤はスピードとパワーを前面に押し出してきたスコットランドに苦しめられ、77分のCKでは、こぼれ球を拾われ、ポスト直撃のシュートを打たれる。そして88分、自陣での横パスがミスになり、スコットランドのクレランドにボールを奪われると、そのままミドルを打たれて1点差に詰め寄られた。しかし、そこから追加点は許さず。アディショナルタイムには3点目のチャンスも作りながら、2−1でしぶとく逃げ切った。
 
 2大会ぶりのW杯制覇を狙う日本は、この勝利で勝点を4に伸ばし、暫定ながらグループ首位に浮上。20日のグループステージ第3戦では、決勝トーナメント進出をかけてイングランドと対戦する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部