“全身脱毛症”公表アイドルの密着に反響

また、ぴっぴはスタジオにもゲスト出演。“アイドル”という多くの人の目に晒され、見た目も重要視される職業に就くぴっぴが、この病気の公表に至った経緯などについて語った。
また、番組では、病気を患っている人たちの「アピアランス(見た目のケア)」をテーマに議論を展開。ぴっぴは「私はウィッグに一番最初に救われたんですよ。髪の毛がどんどん無くなっていって、帽子でも隠せなくなってどうしようとなった時にこんなに可愛らしいウィッグに出会って。気持ちがすごく明るくなりましたね」と、ウィッグが与えた効能は大きいと明かした。
さらに、ぴっぴは「今のウィッグって昔に比べてすごく軽い。髪の根っこが黒かったり、生え際の地肌もきれい」とその使用感を絶賛し、間近で見ていたスタジオメンバーも最新ウィッグの進化に驚く様子を見せた。
番組の最後で、ぴっぴは「髪の毛無い方見ると、誰でもびっくりはしちゃうと思う。びっくりすることは全然悪いことじゃないと思うんですけど、びっくりした後はこれも個性の一つなんだなと受け止めてもらって、今日お話したことを頭の片隅に置いてもらえると嬉しい」と訴えた。
終始愛くるしい笑顔を忘れることなく、病に負けない強さを垣間見せたぴっぴに、視聴者からは「ぴっぴさんは髪で悩んでる人の希望」「ぴっぴちゃんの前向きさにこっちまで勇気が湧く」「命に直ちにかかわらない病気ってなかなか伝わりにくいし、世に知られていない病を伝える意義のある企画」など多くの反響が寄せられた。