梅雨が明け夏が来ると、なぜか夜店の金魚がなつかしくなります。『多田しげおの気分爽快!!〜朝からP・O・N』では日本全国の町々を紹介していますが、6月10日の放送では奈良県の大和郡山市を取り上げました。愛知県の弥富などと並んで、金魚の三大産地のひとつです。大和郡山市では街中、金魚だらけだそうです。キャラクターのついたグッズが並ぶだけではなく、金魚があちこちで実際に泳いでいるそうです。大和郡山市地域振興課の三池さんに伺いました。

駅の自動改札機型の水槽

大和郡山市は、奈良県北部にあり郡山城がある城下町。金魚で有名で、別名「金魚が泳ぐ城下町」と呼ばれています。街の様子を多田が聞きました。

多田「『金魚ストリート』という名前の商店街があるそうですが、どんなところに金魚が泳いでいますか?」

三池さん「まず、駅の自動改札機型の水槽というのがあります。地元の特産品などを売っているお店の入り口の前に設置されています。
自動改札機の上に細長い水槽がのっていて、その中で金魚が泳いでいます」

多田「金魚はかなり多いんですか?」

三池さん「かなりというか、適量ですね」

多田「地元の方の適量と、私たちの適量は違うと思いますが、かなり多いんでしょうね」

自動改札機型の水槽は、大和郡山市が開いた水槽デザインのコンテスト「全国金魚のお部屋・おうちデザインコンテスト」で最優秀に輝いたものを実際に作ったものだそうです。夢がありますね。
 

金魚の自動販売機

他にはどんな水槽があるのでしょうか。

三池さん「自動販売機型の金魚の水槽があります。
自動販売機の中に金魚の水槽があり、その横には瓶とか並べられていて、売られているのかと思いますが、近寄ると『何も購入できません。見て楽しんでください』と貼り紙があります」

多田「自動販売機の真ん中が水槽になっているわけですね。この中にはどのくらいの金魚がいますか」

三池さん「それも、適量です」

多田「初めて見た方は間違うでしょうね。せっかくだからおみやげに金魚を買っていこうという方もいるかも、ですね」

一見、販売機ですが、金魚も飲料も売ってはいません。金魚を見せるためにわざわざ作られたものです。
 

町中に金魚

多田「いたるところに、金魚のキャラクターや絵があるそうですね」

三池さん「街の案内図には陶板の金魚があったり、ポールに金魚の絵があったり、道路のフェンスにも金魚の絵柄が。金魚の絵のマンホールもあります。観光案内所の前には銅像もあります」

多田「かなりでかいですか」

三池さん「いい感じの大きさです」
 

『全国金魚すくい選手権大会』

多田「よくニュースで見ますが、夏には『全国金魚すくい選手権大会』も行われますね。
優勝するレベルの人はどれくらいすくいますか」

三池さん「昨年の優勝者だと3分間で67匹くらいすくっていました」

多田「1分間に20匹以上ですね。これは適量ですか」

三池さん「いや、多すぎます(笑)」

多田「とにかく、金魚であふれている街、大和郡山市ですね。ありがとうございました」

「金魚ストリート」で泳ぐ金魚を見て、街でキャラクターを探し、その後、金魚すくいを体験して優勝者に挑戦してみたいですね。
(みず)
 

多田しげおの気分爽快!!〜朝からP・O・N
2019年06月10日07時43分〜抜粋(Radikoタイムフリー)