普通の制汗剤って髪にも使えるの?

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汗をかいた時に大活躍の制汗剤。

実は、頭皮に使うことはあまり良くないとされています。

また、汗の原因は暑さだけではなく、ストレスや生活習慣から生まれてしまうことも。

ここでは、制汗剤以外の方法で、頭皮の汗を改善する方法をご紹介します!

汗で髪が台無しに!

汗をかくのは体だけではなく、頭皮にも汗腺がありますので、当然汗をかきます。

ニオイが気になったり髪がベタついたり、せっかくスタイリングしたのに台無しになってしまうことも!

ワキなどの体には制汗剤での対策が可能ですが、これを髪に使っても大丈夫なのでしょうか?

ボディ用の制汗剤を髪に使っても問題ないの?

まず結論から申し上げると、普通のボディ用制汗剤を髪に使うことは避けるべきです。

一般的な制汗剤はスプレータイプやロールオンタイプ、クリームタイプなどがありますが、髪につけることで白くなってしまったり、ベタついたりして見た目が悪くスタイリングも決まりません。

また、汗が出るのは頭皮ですがそこにムラなくつけることは難しいので、汗を止める効果も体に使った時よりも実感できにくいでしょう。

頭皮への刺激も!髪の生育にも問題が

制汗剤の成分が頭皮に刺激を与える可能性もあり、かゆみやかぶれが起こることもあります。

頭皮がダメージを受け、頭皮環境が悪化すれば髪の生育に問題が生じる恐れも。

やはり普通の制汗剤は髪や頭皮に使うことを前提としてないので、使うことは止めた方が良いでしょう。

制汗剤以外の方法で頭皮の汗を防ぐ

頭皮の汗を抑える専用のスプレーなども販売されていますが、ボディ用の制汗剤と同様に実感できるかどうかは個人差があります。

汗をかくのは体温を調節するために必要なことなので、完全に止めることはできませんが、体温の上昇を抑えることで汗の量を減らすことは可能です。

気温が高い時はなるべく涼しい場所に移動する、それが難しければ首の後ろ部分や鎖骨の下などを冷やしてみましょう。

市販の冷却シートや冷却パックを利用したり、冷たいペットボトルなどを利用するのもありでしょう。

ストレスや生活習慣の乱れも汗の原因に

汗をかきやすいのは遺伝的な体質もありますが、外的なストレスや自律神経の乱れも原因になるといいます。

全くストレスを受けないような生活を送ることは難しいですが、上手に発散できるようにしたいものです。

自律神経は不規則な生活によっても乱れるので、睡眠不足になるのを避け栄養バランスの良い食事を摂るなど規則正しい生活を心掛けましょう。