「朝、駐車場で子どもたちを騒がせるな。できなければ何があっても文句を言うな」

5日から6日(2019年6月)にかけて近所に住む幼稚園児の自宅郵便受けに、このような脅迫文を投函した疑いで東京都足立区の71歳男性が逮捕された。

脅迫文は葉書約2枚分の紙に黒いボールペンで乱雑な字が4行ほど書かれていた。逮捕のきっかけは、園児の母親の1人が先月(2019年)に川崎市で起きた小学生ら20人が殺傷された事件が頭によぎり、警察に相談したことからだった。

身を案じた女性に「ババァ、余計なことするな!」

近所の人によると、男は10年前に引っ越してきたが、近隣住民と数々のトラブルを起こしていた。音には敏感だったといい、「電話がうるさいから電話をかけるなと言われ、けんかになった人もいます」という。

そればかりではない。ある男性は「ここの前で車を洗っていたら通報されたことがあります。とにかく、すぐに警察に通報するんです」。別の男性も「この辺では有名なクレーマーでした」。家の垣根を切れといわれた人もいる。

親切心から身を案じたのに、逆に罵倒された女性も。「5日くらいシャッターが閉められていたので心配になり、不動産会社に連絡したら、自宅に押し掛け『ババァ、余計なことを言うんじゃねぇ』と激しい剣幕で怒られました」と話す。

 

男は「毎朝、幼稚園バスを待つ園児たちの声がうるさかった。4月ごろから悩み、耐えかねて文書をポストに入れた。脅迫文として投函した訳ではない」と一部否認している。他の園児の自宅にも同様の脅迫文が投函されており、警察は余罪を調べている。

司会の小倉智昭「こういう問題を起こさなければ、まめな人で済んだかもしれないのに」

弁護士の若狭勝氏によると「余罪や前歴次第だが、罪を認め反省の態度を示せば略式起訴の可能性もある」という。

レポーターの田中良幸「周辺の人たちは、比較的早い段階に戻ってくるのではないか、とそこを一番心配しています」