サラリーマンの昼食をサラメシとして紹介していく番組も、気がつけばこの4月(2019年)でシーズン9を迎えている。回を重ねるごとに番組も進化。サラメシはどんどん拡大解釈され、まかないめしや、故人も含めた有名人の愛したサラメシ、さらには、お弁当ハンターやスマホめしといった新コーナーも続々と登場している。

この日は、奈良の串カツ屋でバイトをしたのをきっかけに料理に目覚め、毎朝、父親の弁当を1食300円で作る女子大生の話を紹介。おこづかい欲しさに作っていると言いながらも、実は、母親を楽させてあげたいから、という本音にほろり。昨今、殺伐とした親子の話ばかり耳にするので、こういう心が温まる話にほっこりする。

面白かったのが「スマホめし」。街行く人に「スマホのカメラで撮ったランチの写真を見せてください」とお願いして見せてもらい、その写真を見ながらエピソードを訊き出すというもの。

ランチならずとも、食事をしていて気になるのは、料理がきたらまず写真を撮る人がいかに多いかということ。そんな人たちを、早く食べないと料理が冷めてしまうのに、と苦々しく思っていたが、このコーナーを見て考えが変わった。

あるサラリーマンは、毎日ランチの写真を日記代わりに撮り、あとで見返し、今週はどんなものを多く食べたかをチェックすると言っていた。なるほどそういう使い方があるのか、と。30分番組という長さもちょうどいい。
(放送2019年6月4日19時30分〜)

(白蘭)