インド北部の井戸から水をくむ少女(2000年4月27日撮影、資料写真)。(c)ARKO DATTA / AFP

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【AFP=時事】インド北部パンジャブ(Punjab)州で先週、2歳の男児が使われていない井戸に転落した。男児は4日近くたった10日になっても井戸の中に取り残されており、懸命の救出活動が続いている。

 地元議員の話によると、自宅付近で遊んでいたファテビル・シン(Fatehvir Singh)ちゃんは6日、深さ33メートルの狭い井戸に転落。「井戸は土のうでふさがれていたが、男児がその上に乗り、内部に滑り落ちたとみられる」としている。

 1991年から使用されていなかったこの井戸の直径は23センチしかなく、救出活動は難航している。

 先の議員は、「数時間以内に男児の元へ到達できるという希望を抱いている」と語り、救出に期待を示している。

 救助隊は井戸と平行に穴を掘り、直径約90センチのパイプを挿入して男児の元へ到達しようとしている。

 また、男児が閉じ込められている所の近くに、酸素パイプとカメラを挿入することには成功したという。

 インド北部の各地では、ふさがれていない井戸が珍しくなく、2006年にもハリヤナ(Haryana)州で、6歳の男児が井戸に転落し、48時間後に救出される事故が起きた。その際にはテレビ局が生中継で現場の様子を伝え、その危険性に改めて注目が集まった。

【翻訳編集】AFPBB News